この記事でわかること
「奥尻空港にラウンジはあるの?」という疑問に、この記事では正直にお答えします。奥尻空港には、ラウンジが一切ありません。それどころか、ショップもレストランも存在しない、日本全国でも極めて珍しい「空港機能のみに特化した空港」です。カードラウンジ・有料ラウンジ・ANAラウンジ・JALラウンジ・プライオリティパス対応ラウンジのいずれも設置されていません。しかし奥尻空港は、北海道の最西端に浮かぶ離島・奥尻島の唯一の航空玄関口として、島の生活と観光を支える重要な役割を担っています。フライト時間は函館から約30分、1日1便という希少な路線です。この記事では、ラウンジ事情だけでなく、台湾へのアクセスルート・島の絶景・奥尻ワイン・ウニ・フェリー情報まで2026年最新版でまとめます。
- ✓ラウンジ・ショップ・レストランが一切ない理由と空港の実態
- ✓函館・丘珠(札幌)への最新フライトスケジュール(2026年)
- ✓奥尻島から台湾への現実的なアクセスルート
- ✓フェリーアクセス・レンタカー・島内移動の方法
- ✓奥尻ウニ・奥尻ワイン・ツナミモニュメントなど観光・グルメ情報
奥尻空港にラウンジはある?正直にお伝えします
まず最初に、最も大切な事実をお伝えします。奥尻空港には、ラウンジはありません。
カードラウンジも、有料ラウンジも、ANAラウンジも、JALラウンジも、プライオリティパス対応ラウンジも、何ひとつ存在しません。
そしてさらに驚くべきことがあります。奥尻空港には、ショップもレストランも一切ありません。
2025年夏に奥尻空港を実際に訪問した旅行者のレポートによると、「ショップもレストランもない空港は見たことがない」と驚いたといいます。
定期便が就航している空港でショップもレストランも皆無というのは、日本全国でも奥尻空港と小笠原諸島を除いてほぼ存在しない極めて希少なケースです。
ではなぜ、奥尻空港はこれほど小さく、設備がないのでしょうか。
その理由は、奥尻島そのものの規模と、路線の性格にあります。
1日1便、函館との間を約30分で結ぶ小型機路線。それが奥尻空港の現実です。
しかし「ラウンジがない」「店がない」という事実は、裏を返せば奥尻空港がいかに「手つかずの自然と離島の暮らし」に直結した空港であるかを示しています。
観光地化された賑やかな空港とは対極にある、静かで機能的な空港。
それが奥尻空港の正体です。
奥尻空港・奥尻島とはどんな場所か?
奥尻空港(IATAコード:OIR)は、北海道奥尻郡奥尻町米岡185-2に位置します。
北海道本島の日本海側から西へ約60kmの沖合に浮かぶ離島・奥尻島の南部に立地しています。
奥尻島は面積約142.98km²、周囲約84km、人口は約2,200人(2025年時点)の小さな島です。
南北に長い形状で、北側に奥尻港(島のメインタウン)、南側に青苗地区があります。
1993年7月12日に発生した「北海道南西沖地震」による大津波で甚大な被害を受けた歴史を持ちます。
死者・行方不明者230人を出したこの津波は、日本の震災史に刻まれた出来事です。
現在は復興を遂げ、「奥尻ブルー」と呼ばれる透明度25mを誇る美しい海と、奥尻ワイン・ウニ・海鮮グルメで知られる人気の観光離島として多くの旅行者を迎えています。
奥尻島は「北海道の中の秘境」とも評される場所です。
函館・札幌から近いにもかかわらず、1日1便という制約が「行きにくさ」を生み、それがかえって「特別感」につながっています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | 奥尻空港 |
| IATAコード | OIR |
| ICAOコード | RJEO |
| 所在地 | 北海道奥尻郡奥尻町米岡185-2 |
| 電話番号 | 01397-3-2153 |
| 滑走路 | 1,500×45m(D級) |
| 空港種別 | 地方管理空港(北海道管理) |
| 就航航空会社 | JAL(北海道エアシステム〈HAC〉運航) |
| 路線数 | 国内線2路線(函館・丘珠〈札幌〉) |
| ラウンジ | なし(全種類) |
| ショップ | なし |
| レストラン | なし |
| 駐車場 | あり(約30台・無料) |
| レンタカー | 空港外から迎え(要事前予約) |
奥尻空港のターミナル:実際はどんな空港?
奥尻空港のターミナルビルは、非常にシンプルな構造です。
2025年夏に実際に訪問した旅行者のレポートによると、内装はきれいに整備されているものの、空港機能だけに特化した極めてシンプルな施設であると表現されています。
具体的には、以下の施設のみが存在します。
- チェックインカウンター:JAL(北海道エアシステム運航便)のカウンター
- 待合エリア:椅子のみの待合スペース
- トイレ:車椅子対応トイレあり
- 自動販売機:飲料水の自動販売機が設置(搭乗前の飲み物はここで調達)
繰り返しますが、コンビニも、売店も、カフェも、レストランも存在しません。
レンタカーの受付カウンターすらターミナル内にはありません。
レンタカーを予約した場合は、各レンタカー会社のスタッフが空港まで迎えに来てくれる仕組みです。
到着後すぐにスタッフと合流し、車で島内観光へ出発するという流れが一般的です。
「お土産を買いたい」「食事をしてから搭乗したい」という方は、島内の商店・食堂・道の駅などで済ませてから空港へ向かうことが必要です。
搭乗時間の30〜40分前には空港へ到着し、チェックインと搭乗手続きを余裕を持って完了させてください。
奥尻空港のフライトスケジュール(2026年最新)
奥尻空港の定期便は、JAL(北海道エアシステム〈HAC〉運航)のみが就航しています。
路線は主に函館空港との間で、金・日曜日のみ丘珠空港(札幌)との間で運航されます。
1日1便、往復で完結する非常にシンプルなダイヤです。
函館〜奥尻 フライトスケジュール(2026年)
| 期間 | 函館→奥尻(JAL2891) | 奥尻→函館(JAL2890) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2025年12月1日〜2026年2月28日 | 11:20発 → 11:50着 | 12:20発 → 12:50着 | 毎日運航 |
| 2026年3月1日〜2026年3月28日 | 11:45発 → 12:15着 | 12:45発 → 13:15着 | 毎日運航 |
| 2026年3月29日〜2026年5月31日 | 11:45発 → 12:15着 | 12:45発 → 13:15着 | 5月の金・日曜は函館便運休(丘珠便に切替) |
| 2026年6月1日〜2026年10月31日 | 11:45発 → 12:15着(金・日曜運休) | 12:45発 → 13:15着(金・日曜運休) | 金・日曜は丘珠便に切替 |
丘珠(札幌)〜奥尻 フライトスケジュール(2026年)
| 期間 | 丘珠→奥尻(JAL2895) | 奥尻→丘珠(JAL2894) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2025年12月1日〜2026年4月25日 | 運休 | 運休 | 冬季は全運休 |
| 2026年4月26日〜2026年5月31日 | 11:25発 → 12:15着(金・日曜のみ) | 12:45発 → 13:35着(金・日曜のみ) | 一部便は50分早発あり |
| 2026年6月1日〜2026年10月31日 | 運航(金・日曜のみ) | 運航(金・日曜のみ) | 函館便運休日に運航 |
このスケジュールから分かるのは、奥尻空港の路線は「毎日1往復」という極めてシンプルなダイヤだということです。
函館〜奥尻のフライト時間はわずか約30分です。
これは函館から奥尻島へ最速でアクセスできる手段であり、フェリー(江差から約2時間)と比べると圧倒的に速い移動手段です。
ただし、便数が1日1往復のため、天候不良による欠航リスクを常に念頭に置く必要があります。
奥尻島は日本海に浮かぶ離島で、冬季や悪天候時は欠航率が高くなります。
旅行前に最新の運航情報を奥尻島観光協会公式サイト(unimaru.com)や奥尻町役場ホットニュース(town.okushiri.lg.jp)で確認することを強くおすすめします。
使用機材について
函館〜奥尻・丘珠〜奥尻の路線は、HAC(北海道エアシステム)が運航するATR42-600型機が使用されます。
ATR42は48席の小型プロペラ機で、奥尻島の滑走路長(1,500m)と島の規模に適した機材です。
プロペラ機ならではの低空飛行は、日本海の海岸線や奥尻島の全景を機窓から楽しめる特別な体験です。
函館発の場合、着陸直前に「奥尻ブルー」の海と島の全景が眼下に広がる景観は圧巻で、旅の始まりから特別感があります。
ゴールドカード・プライオリティパスは使える?
「ゴールドカードを持っているのだから、ラウンジに無料で入れるはず」と思う方もいます。
しかし奥尻空港では、その期待に応えることができません。
いかなるカードの種類・グレード・ステータスでも、奥尻空港でラウンジを利用することは一切できません。
なぜなら、ラウンジそのものが存在しないからです。
以下のすべての特典が奥尻空港では利用できません。
- 三井住友ゴールドカード・プラチナカードのラウンジ特典
- JCBゴールド・JCBプラチナのラウンジ特典
- アメリカン・エキスプレスのゴールド・プラチナのラウンジ特典
- ダイナースクラブのラウンジ特典
- 楽天プレミアムカードのプライオリティパス特典
- プライオリティパス(単体加入・カード付帯どちらも)
- ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)のラウンジ特典
- JALグローバルクラブ(JGC)のラウンジ特典
- ANAダイヤモンド・プラチナ会員の空港ラウンジ特典
- JALダイヤモンド・サファイア会員の空港ラウンジ特典
「ラウンジがない」という厳然たる事実の前には、カードのグレードやステータスはいっさい関係がありません。
もし奥尻空港でラウンジを利用したいと思うならば、それは物理的に不可能です。
奥尻空港利用時の待ち時間は、ターミナルの待合椅子と自動販売機の飲み物と共に過ごすことになります。
ただしこれは、他の大空港では味わえない「シンプルさの中の豊かさ」とも言えます。
奥尻島に来た旅行者は、すでにその時点で「非日常」を体験しています。
豪華なラウンジよりも、目の前に広がる奥尻の青い海と澄んだ空気の方が、ずっと上質な体験ではないでしょうか。
奥尻空港と他の北海道空港のラウンジ比較
奥尻空港の状況を、北海道内の他空港と並べて比較してみます。
| 空港名 | ラウンジ種別 | 料金 | ショップ・飲食 | 台湾直行便 |
|---|---|---|---|---|
| 新千歳空港 | カードラウンジ・ANAラウンジ・JALラウンジ | 無料〜 | 多数 | あり |
| 函館空港 | カードラウンジ「A Spring.」 | 無料〜 | 多数(新フードコートあり) | あり(週最大8便) |
| 旭川空港 | カードラウンジ「大雪TAISETSU」 | 無料〜1,100円 | あり | あり(週2便) |
| 釧路空港 | カードラウンジ「たんちょう」 | 無料〜 | あり | なし |
| とかち帯広空港 | 有料ラウンジ(500円) | 500円 | あり | なし |
| 女満別空港 | なし | — | あり | なし |
| 奥尻空港 | なし | — | なし(自販機のみ) | なし |
この比較表を見ると、奥尻空港の「なし」が際立っています。
女満別空港もラウンジはありませんが、ショップ・飲食施設は備えています。
奥尻空港だけが「ラウンジなし・ショップなし・飲食なし」という完全なシンプル空港です。
これは空港の規模(滑走路1,500m・離島・1日1便)と、島の人口規模(約2,200人)を考えれば当然の帰結です。
採算が取れないショップやレストランを無理に設置しない、という合理的な判断が奥尻空港の姿を作っています。
奥尻空港へのアクセス方法(飛行機・フェリー)
奥尻島へのアクセスは「空」か「海」の2択です。
飛行機でのアクセス
函館空港から奥尻空港まで、JAL(HAC運航)の定期便が1日1便運航しています。
飛行時間は約30分です。
函館市内〜函館空港はバス・タクシーで20〜30分です。
函館乗り継ぎで道外からも奥尻島にアクセスできます。
東京(羽田)→函館は約1時間45分、大阪(伊丹)→函館は約2時間です。
金・日曜日は丘珠空港(札幌市内)からの直行便(HAC運航)も運航されます。
丘珠〜奥尻の飛行時間は約50分です。
札幌市内から直接奥尻島へ行けるため、道内旅行者には便利な選択肢です。
フェリーでのアクセス
フェリーは江差港から奥尻港まで運航されています。
江差港〜奥尻港の所要時間は約2時間10分(高速船)です。
運航スケジュールは基本的に1日1便(夏季は一部1日2便)で、天候に左右される点は飛行機と同様です。
フェリーを運航しているのは「ハートランドフェリー」です。
車を持ち込みたい場合や、大きな荷物を持って行く場合はフェリーが便利です。
せたな港からも期間限定でフェリーが運航されることがあります。
最新の運航スケジュールはハートランドフェリー公式サイト(heartlandferry.jp)でご確認ください。
島内の移動
奥尻空港に着いたら、島内の移動はほぼレンタカー一択です。
路線バスはありますが、本数が極めて少なく観光には向きません。
島を一周するには車で1〜2時間程度かかります。
レンタカー各社は空港外に事務所を構えており、予約した場合は空港まで迎えに来てくれます。
| レンタカー会社 | 電話番号 | 受付時間 |
|---|---|---|
| 奥尻レンタカー | 01397-2-7210 | 8:00〜18:00 |
| 奥尻島空港レンタカー | 01397-3-2008 | 9:00〜19:00 |
| うにまるレンタカー | 01397-2-7030 | 9:00〜17:00 |
| ホンダレンタカーこばやし | 01397-2-2279 | 要確認 |
繁忙期(7〜8月)は全社ほぼ満車になることがあります。
夏の旅行を計画している場合は、航空券・フェリー・宿泊先と合わせてレンタカーも早めに予約してください。
奥尻空港の無料駐車場
奥尻空港には約30台程度の駐車スペースがあります。
駐車料金は無料です。
島の人口・利用者規模を考えると十分な台数ですが、夏の繁忙期や悪天候による欠航後の混雑時には満車になることもあります。
長期の旅行で駐車する場合は、空港への事前確認(TEL:01397-3-2153)をおすすめします。
奥尻島の観光スポット
奥尻島は「手つかずの自然」と「震災の記憶」と「美食」が同居する、唯一無二の離島です。
1日では回り切れない魅力があります。
ナカムラ岬(うにまる公園)
奥尻島のシンボル的存在が「うにまる公園」にある「うに坊や(うにまるくん)」の球体モニュメントです。
高さ約6mのオレンジ色の球体は、奥尻島を代表するウニをモチーフにしたものです。
奥尻空港から車で約10分の場所に位置し、島の北部の高台から青い日本海を見渡せます。
晴れた日には利尻島・礼文島まで見えることもあります。
奥尻島津波館
1993年の北海道南西沖地震・津波の記録と教訓を後世に伝える施設です。
2001年のオープン以来、震災の記憶を風化させないための重要な役割を担っています。
2026年開館時期は4月18日〜10月31日(月曜定休、7・8月と祝日を除く)、開館時間は9:00〜です。
映像ホールでは当時の記録映像が上映されており、震災の凄まじさと復興への歩みを体感できます。
問い合わせ先はTEL:01397-3-1811です。
奥尻島を訪れるなら、必ず立ち寄りたい場所のひとつです。
稲穂岬(ローソク岩)
奥尻島の西海岸に位置する稲穂岬は、「ローソク岩」と呼ばれる奇岩がそびえる景勝地です。
高さ約27mの細長い岩柱がローソクのように海中から突き出す姿は、奥尻島を代表する景観のひとつです。
夕日の時間帯には、ローソク岩が夕焼けに染まる幻想的な光景が広がります。
奥尻空港から車で約50分かかりますが、それだけの価値がある絶景スポットです。
賽の河原
島の南部・青苗地区の海岸にある「賽の河原」は、独特の景観を持つ自然スポットです。
波に磨かれた丸い小石が積み重なる静かな浜は、日本海の波音だけが響く別世界のような場所です。
1993年の津波の際に大きな被害を受けた青苗地区の近くにあり、津波館と合わせて訪れる方が多い場所です。
ツナミモニュメント(青苗地区)
青苗地区の高台には、1993年の津波被害を記念した「ツナミモニュメント」が設置されています。
夜間はライトアップされ、海に向かって輝く炎のようなモニュメントは荘厳な存在感を放ちます。
復興の象徴として島民に大切にされているこのモニュメントは、島を訪れるすべての旅行者に何かを伝えかけています。
奥尻島のグルメ
奥尻空港にはショップもレストランもありませんが、島内には魅力的なグルメが揃っています。
「空港では何も食べられないが、島では最高のものが食べられる」それが奥尻島の現実です。
奥尻ウニ(奥尻バフンウニ・ムラサキウニ)
奥尻島といえば、ウニが最大の名物です。
透明度25mを誇る奥尻ブルーの清潔な海で育ったウニは、臭みがなく甘みと濃厚さが際立つ最高品質です。
バフンウニ(赤ウニ)は特に濃厚で、全国的にも高い評価を受けています。
ウニの旬は6〜8月です。
夏の訪問ならウニ丼を食べずには帰れません。
島内の食堂・民宿・海鮮処で新鮮なウニ丼を味わえます。
価格は大体2,500〜5,000円程度(その年の漁獲量による変動あり)です。
奥尻ワイン
奥尻島は、北海道でも指折りのワイン産地です。
海洋性気候と急傾斜地を活かしたブドウ栽培は、独特の土地の個性をワインに閉じ込めます。
「奥尻ワイナリー」が生産するワインは島内外で人気が高く、特にロゼワインとの海鮮の相性は絶品です。
奥尻ワイナリーは島の北部に位置し、見学ツアーを受け付けています(要予約)。
島内のスーパー・土産店でも購入でき、旅の土産としても最適です。
なお、空港にはショップがないため、必ず島内で購入してから空港へ向かってください。
奥尻アワビ・海鮮
ウニだけでなく、アワビ・ホタテ・ヒラメ・コンブも奥尻島の誇りです。
島の周囲は清潔な日本海に囲まれており、特に昆布は全国的に知られた品質を誇ります。
島内で加工された昆布製品・珍味・海鮮珍味は土産として人気があります。
ただし、繰り返しますが空港でのお土産購入はできません。
帰りの便の時間から逆算して、島内のスーパーや土産店で必要なものをすべて購入してから空港へ向かう計画を立ててください。
島内の主な飲食店・商店
| 施設名 | エリア | 特徴 |
|---|---|---|
| ファミリーショップまつや | 奥尻市街(北部) | 島内最大のスーパー。地元産品・海産物・奥尻ワインも購入可 |
| 奥尻島温泉ホテル奥尻・レストラン | 奥尻市街(北部) | 島内唯一の温泉ホテル。ウニ・海鮮料理が充実 |
| うにまる食堂 | 奥尻市街 | ウニ丼をはじめとする島の海鮮料理の人気店 |
| 奥尻ワイナリー | 奥尻市街(北部) | ワイン直売・試飲・見学(要予約) |
奥尻島は飲食店・商店の数が限られています。
事前に訪問したい店舗の営業時間と定休日を確認してから行動することを強くおすすめします。
夏の繁忙期(7〜8月)でも混雑が予想される人気店は予約を入れておくのが賢明です。
奥尻島の温泉
「北海道の離島で温泉に入れるの?」と思う方もいるかもしれません。
奥尻島には天然温泉があります。
「奥尻島温泉ホテル奥尻」が島内唯一の本格温泉ホテルです。
日帰り入浴も受け付けており、島内観光を楽しんだ後に汗を流してから空港へ向かうプランも可能です。
ただし日帰り入浴の受付時間・料金は変更になることがあるため、訪問前にTEL確認を推奨します。
奥尻島を旅行するときの注意点
奥尻島は美しい離島ですが、本土とは異なるルールとリスクがあります。
訪問前に必ず把握しておきたいポイントをまとめます。
- 1日1便の制約:フライトを逃すと翌日まで帰れない。出発時刻(函館行き:12:20〜12:45頃)を厳守すること
- 欠航リスク:奥尻島は天候が変わりやすく、強風・霧・雪によって欠航になることがある。余裕を持ったスケジュールを
- フェリーが代替手段:欠航時はフェリー(江差港まで約2時間10分)が代替手段になるが、フェリーも欠航する場合がある
- コンビニはない:セブン・ファミマ・ローソンは島内にない。食料・飲料は島内のスーパー・商店で調達
- ATMが少ない:クレジットカードが使えない店舗もある。現金を多めに準備
- 島内の携帯電話電波:エリアによっては電波が繋がりにくい場所がある
- 空港に自販機のみ:搭乗前に空腹・喉の渇きをケアできるのは自動販売機のみ。食事・飲食は事前に済ませること
- お土産は島内で購入:空港にショップがないため、帰り便の時間から逆算して島内でお土産を完結させること
よくある質問(FAQ)
Q1. 奥尻空港にラウンジはありますか?
ありません。カードラウンジ・有料ラウンジ・ANAラウンジ・JALラウンジ・プライオリティパス対応ラウンジのいずれも存在しません。奥尻空港は国内でも極めて珍しい「ラウンジなし・ショップなし・レストランなし」の空港です。
Q2. ゴールドカードやプライオリティパスで無料でラウンジを使えますか?
使えません。ラウンジそのものが設置されていないため、いかなるカードのグレード・ステータスでも利用は物理的に不可能です。
Q3. 奥尻空港にショップ・コンビニはありますか?
ありません。ターミナル内には飲料の自動販売機のみがあります。食事・お土産は島内のスーパーや商店で必ず完結させてから空港へ向かってください。
Q4. 奥尻空港から台湾に行けますか?
直行便はありません。奥尻→函館(JAL・HAC、約30分)で乗り継ぎ、函館から台湾桃園へのタイガーエア台湾の直行便を利用するルートが最も効率的です。
Q5. 奥尻空港から函館へのフライトは何時ですか?
2026年3月〜の時刻表では、奥尻発→函館行き(JAL2890・HAC運航)は12:45発・13:15着です。季節・ダイヤ変更があるため、奥尻島観光協会公式サイト(unimaru.com)または奥尻町役場サイトで最新情報をご確認ください。
Q6. 奥尻空港の駐車場は有料ですか?
無料です。約30台のスペースがあります。長期旅行での利用も可能です。
Q7. 奥尻空港にレンタカーのカウンターはありますか?
ターミナル内にレンタカーカウンターはありません。各レンタカー会社に事前予約をすれば、スタッフが空港まで迎えに来てくれます。夏の繁忙期は早期予約が必須です。
Q8. 奥尻島へのフェリーはどこから出ていますか?
江差港(北海道江差町)からハートランドフェリーが運航しています。所要時間は約2時間10分です。基本的に1日1便ですが、夏の繁忙期は1日2便になる日もあります。天候によって欠航することがあります。
Q9. ANAは奥尻空港に就航していますか?
就航していません。奥尻空港はJAL(北海道エアシステム・HAC運航)の1社のみが運航しています。ANA便は存在しないため、ANAのマイル・ステータスを利用したい場合でも、奥尻島へはJALを使うことになります。
Q10. 奥尻島のウニはいつが旬ですか?
奥尻のウニの旬は主に6〜8月です。特に7〜8月のバフンウニは最高品質とされています。この時期に島を訪れる場合は、航空券・宿・レンタカーをできる限り早期に予約することをおすすめします。
まとめ:奥尻空港と奥尻島の旅のために
この記事では「奥尻空港 ラウンジ」をテーマに、奥尻空港の実態から奥尻島の魅力まで網羅してお伝えしました。
最後に重要なポイントをまとめます。
- ラウンジ・ショップ・レストランは一切なし:自動販売機のみの究極シンプル空港
- カード・ステータスでラウンジを使う術はない:物理的にラウンジが存在しない
- 就航はJAL(HAC運航)1社のみ:函館線・丘珠(札幌)線の2路線・1日1便
- 函館〜奥尻は約30分:1日1往復で欠航リスクあり、余裕あるスケジュールを
- 台湾への直行便なし:函館乗り継ぎ→タイガーエア台湾が最も効率的なルート
- 駐車場は約30台・無料:長期駐車も可能
- レンタカーは事前予約必須:夏の繁忙期は全社満車になる可能性あり
- お土産・食事は島内で完結:空港に到着してからでは何もできない
- 奥尻ウニ(6〜8月が旬)・奥尻ワイン・奥尻アワビ:島内でしか味わえない絶品グルメ
- 奥尻島津波館・ローソク岩・うにまる公園:奥尻島を象徴する観光スポット
奥尻空港は「ラウンジがない」「店がない」という意味では日本屈指の小さな空港です。
しかし奥尻島そのものが、ラウンジなど必要としないほどの豊かさを持った場所です。
透き通った「奥尻ブルー」の海、震災から立ち上がった人々の記憶、北海道でも最高峰のウニとワイン。
空港の「なさ」が際立つほど、島の「豊かさ」が輝く場所—それが奥尻島です。
ぜひ万全の準備と余裕あるスケジュールで、この特別な離島を訪れてみてください。
