この記事でわかること
「大館能代空港(あきた北空港)にラウンジはある?」という疑問に、この記事では2026年の1次情報をもとにお答えします。大館能代空港には、カードラウンジ・ANAラウンジ・JALサクララウンジ・プライオリティパス対応ラウンジのいずれも存在しません。これは事実として、多くの旅行者が空港に到着してから気づく落とし穴です。ただし代わりとなる施設があります。1階には軽食・ドリンクを提供するオープンカフェ「ピッコロ」、2階出発ロビー前には白神山地の山々を望むレストラン「ポートワン」が設置されており、出発前の待ち時間を快適に過ごせます。台湾については、大館能代空港発の台湾桃園行き直行便は現在運航されていませんが、羽田乗り継ぎで台湾へのアクセスが可能です。羽田〜大館能代はANAが1日3便を運航しており、スムーズに乗り継げます。比内地鶏・大館曲げわっぱ・いぶりがっこ・稲庭うどん・秋田犬グッズなど充実の土産情報と、白神山地(世界自然遺産)・田沢湖・角館の観光情報も2026年最新版で完全解説します。
- ✓大館能代空港にラウンジがない理由と、代わりに使える待合施設の詳細
- ✓プライオリティパス・ゴールドカード・アメックスが使えないことの確認
- ✓台湾への行き方(羽田乗り継ぎルート・所要時間・費用の目安)
- ✓比内地鶏・曲げわっぱ・稲庭うどん・秋田犬グッズの空港土産完全ガイド
- ✓白神山地・田沢湖・角館・なまはげ・大文字焼きの観光情報とアクセス
大館能代空港(あきた北空港)にラウンジはある?まず結論から
「大館能代空港にラウンジはありますか?」という問いへの正直な答えをお伝えします。
ありません。
大館能代空港(愛称:あきた北空港)には、カードラウンジ・ANAラウンジ・JALサクララウンジ・プライオリティパス対応ラウンジのいずれも設置されていません。
ゴールドカードを持っていても、アメリカン・エキスプレスプラチナを持っていても、ANAダイヤモンドのステータスがあっても、大館能代空港ではラウンジを無料利用することはできません。
これは多くの出張者・旅行者にとって「空港に着いてから気づく盲点」のひとつです。
ただし、空港にはレストラン・カフェが整備されています。
出発前の時間をゆっくり過ごせる代替手段は存在します。
この記事では、ラウンジがない理由・代替施設の詳細・時間を賢く使う方法を2026年の最新情報でお伝えします。
大館能代空港(あきた北空港)とはどんな空港か?
大館能代空港(IATAコード:ONJ)は、秋田県北秋田市に位置する地方空港です。
「あきた北空港」という愛称でも親しまれています。
大館市と能代市の中間に位置することから「大館能代空港」と名付けられました。
1998年(平成10年)7月に開港した比較的新しい空港です。
空港の周囲は北秋田市の山間部に囲まれており、2階のレストランからは世界自然遺産・白神山地に連なる山々を望むことができます。
山の緑と滑走路の組み合わせは、都市部の空港にはない独自の景観を生み出しています。
現在の定期路線は東京(羽田)との往復のみです。
ANAが1日3往復(羽田行き:10:50発・14:45発・18:45発)を運航しています。
規模は小さいながらも、秋田県北部(大館・能代・北秋田・阿仁・白神山地エリア)の空の玄関口として、地元住民・観光客・ビジネスパーソンに利用されています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | 大館能代空港 |
| 愛称 | あきた北空港 |
| IATAコード | ONJ |
| 所在地 | 秋田県北秋田市脇神字向田143-1 |
| 電話番号 | 0186-62-5330 |
| 受付時間 | 8:00〜18:30 |
| 開港年 | 1998年(平成10年)7月 |
| 定期路線(2026年) | 東京(羽田)のみ(ANA・1日3往復) |
| カードラウンジ | なし |
| プライオリティパス対応 | なし |
| ANAラウンジ | なし |
| JALサクララウンジ | なし |
| ターミナルビル営業時間 | 7:45〜19:00 |
なぜ大館能代空港にはラウンジがないのか?
「なぜ大館能代空港にはラウンジがないのか?」と思う方も多いはずです。
理由はシンプルです。
空港の利用者数(旅客数)が、カードラウンジを採算ベースで運営するのに十分でないからです。
カードラウンジは一般的に、年間旅客数が数十万人以上の空港に設置されます。
大館能代空港の年間旅客数は約20万人前後(2022年度:約18.5万人)です。
この規模では、ラウンジ施設の運営費用(スタッフ人件費・設備費・ドリンク代等)を賄うことが難しいというのが実情です。
同様にラウンジがない東北・北海道の地方空港には、三沢空港・山形空港・庄内空港・稚内空港・紋別空港などがあります。
一方、秋田空港(AXT)にはROYALSKY LOUNGEがあります。
秋田空港の年間旅客数は約50〜60万人で、大館能代空港の約3倍規模です。
この旅客数の差が、ラウンジ設置の有無に直結しています。
大館能代空港でラウンジを期待していた方は、秋田空港(AXT)をご利用になるか、後述する空港内レストラン・カフェを活用してください。
プライオリティパスは大館能代空港で使える?
プライオリティパス(Priority Pass)保有者の方へ、明確にお伝えします。
大館能代空港では、プライオリティパスは使えません。
プライオリティパスは世界148カ国以上・1,700か所以上のラウンジに対応していますが、大館能代空港はその対象外です。
楽天プレミアムカード・三井住友プラチナプリファード・アメリカン・エキスプレスプラチナなどのカード付帯プライオリティパスも同様です。
プライオリティパスを年会費を払って保有している方にとって、「使えない空港が多い」という現実は見落としがちなポイントです。
大館能代空港を利用する際は、プライオリティパスによるラウンジ利用は期待できません。
羽田空港での乗り継ぎ時に、羽田空港のプライオリティパス対応ラウンジを活用することを検討してください。
ANAラウンジ・JALサクララウンジは大館能代空港にある?
ANAダイヤモンドやANAプラチナのステータスカード(SFC)を保有している方も多くいます。
残念ながら、大館能代空港にはANAラウンジはありません。
ANAラウンジは、主要な大都市空港(羽田・伊丹・千歳・福岡等)と一部の中規模空港のみに設置されています。
大館能代空港はANA 1路線(羽田便)のみが就航する小規模空港であるため、ANAラウンジの設置対象外です。
JALサクララウンジについても同様に、大館能代空港には設置されていません。
そもそも大館能代空港にJAL便は就航していません。
ステータスカードや高額クレジットカードを持つ旅行者にとっても、大館能代空港はラウンジが利用できない空港です。
大館能代空港内でラウンジの代わりになる施設
ラウンジはありませんが、出発前の時間を快適に過ごせる施設が2つあります。
1階:オープンカフェ「ピッコロ」
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 場所 | 1階チェックインロビー |
| 営業時間 | 航空便運航に合わせた営業(ターミナルビル営業:7:45〜19:00) |
| 特徴 | チェックインロビーに隣接したオープン型のカフェ |
| メニュー | コーヒー・ソフトドリンク・パニーニ(2026年6月再開)・軽食・お菓子・お酒 |
| 電話番号 | 0186-62-5530(ANA FESTAと共通の場合あり) |
「カフェピッコロ」は1階チェックインロビーにある、オープン形式のカフェです。
チェックインを済ませてすぐそばにある立地で、手荷物を置いてひと休みできます。
2026年6月からは人気メニューの「パニーニ」が再開されました。
空港公式サイト(onj-airterminal.com)には「カフェピッコロより『パニーニ』再開のお知らせ(6/1〜)」という告知が掲載されています。
コーヒーとパニーニを手元に、搭乗便の時刻を確認しながら出発を待てます。
アルコール(お酒)も販売されているため、夕方の便まで時間がある方は軽く一杯楽しむことも可能です。
2階:レストラン「ポートワン」
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 場所 | 2階出発ロビー前 |
| 営業時間 | 9:30〜18:00(LO 17:45) |
| 朝食タイム | 9:30〜11:00(一部メニュー限定) |
| ランチタイム | 11:00〜14:00(日替わりランチ1,000円・特別価格) |
| ドリンクタイム | 14:00〜16:00(一部メニュー限定) |
| 夕食タイム | 16:00〜18:00 |
| 眺望 | 白神山地に連なる山々が見える |
| 特徴 | 秋田の食材をふんだんに使ったメニュー・日替わりランチあり |
「レストランポートワン」は、2階出発ロビー前に位置するメインレストランです。
窓から白神山地に連なる山々が見えるという、この空港ならではのロケーションが魅力です。
秋田の食材をふんだんに使ったメニューが揃っており、地元の郷土料理も楽しめます。
特筆すべきはランチタイム(11:00〜14:00)の「日替わりランチ1,000円」です。
空港公式サイトには「5/20〜5/31の日替わりランチのお知らせ」として、定期的に週替わり・日替わりランチの情報が掲載されています。
1,000円(特別価格)という設定は空港内のレストランとしてコストパフォーマンスが高い水準です。
搭乗前にしっかり食事をしたい方には、このランチタイム利用をおすすめします。
ドリンクタイム(14:00〜16:00)は一部メニューの提供となりますが、コーヒーを飲みながら窓の外の山の景色を眺める時間の過ごし方は、都市部の空港ラウンジにはない体験です。
フロア構成と施設の全体像
| フロア | 主な施設 |
|---|---|
| 1F | チェックインカウンター・到着ロビー・オープンカフェ「ピッコロ」・案内カウンター |
| 2F | 出発ロビー・保安検査場・搭乗ゲート・レストラン「ポートワン」・売店「ANA FESTA」(9:00〜18:15) |
| 3F | 展望デッキ |
| 道の駅(隣接) | 道の駅大館能代空港(9:30〜18:00) |
ターミナルビルは全体的にコンパクトな設計です。
1階から2階への移動は徒歩1〜2分です。
ターミナルビルに隣接する形で「道の駅大館能代空港」も設置されています。
道の駅では秋田県北部の特産品・農産物・加工品が購入でき、土産探しの選択肢が広がります。
大館能代空港と東北・北海道の空港ラウンジ比較
大館能代空港と周辺の主要空港のラウンジ状況を比較します。
東北・北海道エリアでラウンジを利用したい方は、この比較表を参考にしてください。
| 空港名 | ラウンジ | 一般料金 | PP対応 | アメックス無料 | ANAラウンジ | 台湾直行便 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 大館能代空港 | なし | — | ✗ | ✗ | ✗ | なし(羽田乗り継ぎ) |
| 秋田空港 | ROYALSKY LOUNGE | 1,100円/回 | ✗ | ◯ | ✗ | 週2便(〜2026年10月) |
| 仙台空港 | ビジネスラウンジEAST SIDE | 1,100円/時間 | 要確認 | ✗(2025年6月〜対象外) | ✗ | 週3便×2路線 |
| 青森空港 | エアポートラウンジ | 1,100円 | ◯ | ◯ | ✗ | 週5〜7便 |
| 山形空港 | なし | — | ✗ | ✗ | ✗ | なし |
| 庄内空港 | なし | — | ✗ | ✗ | ✗ | なし |
| いわて花巻空港 | 貸し切り室(銀河ルーム) | 5,400円/時間 | ✗ | ✗ | ✗ | 週2便(チャーター) |
| 女満別空港 | なし | — | ✗ | ✗ | ✗ | なし |
| 新千歳空港 | スーパーラウンジ他複数 | 1,100円〜 | ◯ | — | ◯ | あり |
この比較からわかる通り、東北・北海道エリアでカードラウンジが設置されているのは秋田・仙台・青森などの比較的大規模な空港に限られています。
大館能代空港・山形空港・庄内空港・女満別空港などの小規模な地方空港にはラウンジがないケースが多いのが現状です。
大館能代空港から台湾に行けるか?
「大館能代空港から台湾へ行けますか?」という問いへの答えを整理してお伝えします。
大館能代空港から台湾桃園への直行便は現在(2026年)運航されていません。
過去に国際チャーター便の計画が検討されたこともありましたが、定期路線・定期チャーター便としての台湾直行便は就航していません。
ただし、羽田空港を経由することで台湾へアクセスすることは十分に可能です。
大館能代空港から台湾への推奨ルート
| ルート | 概要 | 総所要時間(目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 大館能代→羽田→台北桃園 | ANAで羽田経由・台湾直行便へ乗り継ぎ | 約8〜11時間 | メインルート・最も確実 |
| 大館能代→羽田→高雄 | ANAで羽田経由・高雄への路線へ乗り継ぎ | 約9〜12時間 | 台湾南部へのアクセス |
| 大館能代→羽田→成田乗り継ぎ→台湾 | 成田経由のLCC等利用 | 約12〜16時間 | LCC安価・乗り継ぎ複雑 |
メインルートの詳細:大館能代→羽田→台北桃園
大館能代空港からの羽田行きは1日3便(10:50発・14:45発・18:45発)が運航されています。
フライト時間は大館能代→羽田で約1時間10〜15分です。
羽田空港では国際線ターミナル(第3ターミナル)へ移動する必要があります。
羽田空港第3ターミナルからは台北桃園(TPE)・台北松山(TSA)・高雄(KHH)への直行便が各航空会社から運航されています。
ANAのウェブサイトでは「大館能代→台湾桃園」のルート検索が可能です。
trip.comの検索結果によると、2026年8月時点で大館能代発・台北桃園行きの往復チケットが210,290円〜(ANA)から表示されています。
これは大館能代→羽田→台北桃園という乗り継ぎルートの価格です。
乗り継ぎ時のラウンジ活用
大館能代空港ではラウンジが使えませんが、羽田空港では豊富なラウンジオプションがあります。
- プライオリティパス対応ラウンジ(羽田第3ターミナル・TIATラウンジ等)
- ANAラウンジ(ANA上級会員・SFCカード保有者)
- カードラウンジ(ゴールドカード保有者)
「大館能代でラウンジを使えなかった分、羽田で充実したラウンジを利用する」という旅程プランが、大館能代空港から台湾へ向かう最もスマートな選択です。
秋田空港(AXT)経由での台湾直行便利用
「台湾直行便に乗りたい」という方には、秋田空港(AXT)経由という選択肢もあります。
秋田空港では、タイガーエア台湾(IT)が秋田〜台湾桃園を週2便(日・木曜)で運航しており、2026年10月22日まで継続が決定しています。
大館能代市から秋田空港までは車で約1時間20〜30分です。
能代市からは約1時間10〜20分です。
「大館や能代から直接台湾に行きたい」という場合は、秋田空港での直行便利用が最速かつ最も快適なルートです。
大館能代空港の国内線フライトスケジュール(2026年最新)
大館能代空港の定期路線は東京(羽田)のみです。
運航会社はANA(全日空)のみで、1日3往復が運航されています。
| 便名 | 区間 | 出発時刻 | 到着時刻 | 機種 |
|---|---|---|---|---|
| ANA720 | 大館能代→東京(羽田) | 10:50 | 12:10 | ボーイング737-800 |
| ANA722 | 大館能代→東京(羽田) | 14:45 | 16:05 | エアバスA320 |
| ANA724 | 大館能代→東京(羽田) | 18:45 | 20:05 | エアバスA320 |
| ANA719 | 東京(羽田)→大館能代 | 09:00 | 10:10 | ボーイング737-800 |
| ANA721 | 東京(羽田)→大館能代 | 12:55 | 14:05 | エアバスA320 |
| ANA723 | 東京(羽田)→大館能代 | 16:50 | 18:05 | エアバスA320 |
(上記は大館能代空港公式サイト掲載の2026年スケジュール・機種変更の場合あり)
最終便は大館能代発18:45で羽田着20:05です。
日帰りで東京へ行ける利便性の高いスケジュールです。
また、ANA公式サイトでは「大館能代発・乗り継ぎ割引」が適用される乗り継ぎ便の検索・予約ができます。
羽田での乗り継ぎにより、国内の多都市(大阪・名古屋・福岡・沖縄等)はもちろん、台湾を含む国際線への接続が可能です。
大館能代空港の売店・土産完全ガイド(2026年最新)
大館能代空港のお土産は、2階にある「ANA FESTA(大館能代ロビー店)」が中心です。
空港内の土産ショップはこの1店舗のみですが、秋田県北部の特産品を中心に充実したラインナップが揃っています。
ANA FESTA 大館能代ロビー店
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 場所 | 2階・国内線出発ロビー(手荷物検査場通過前) |
| 営業時間 | 9:00〜18:15 |
| 取り扱い | お土産品・お土産酒・ANAグッズ・ペットボトル/缶飲料あり |
| 電話番号 | 0186-62-5530 |
ANA FESTAは手荷物検査場を通過する前(保安検査場の外側)にあります。
到着後にも購入できます。
早朝便の旅行者は9:00の開店を待つ必要があります(カフェピッコロは7:45〜)。
大館能代空港で買うべきお土産:定番14選
大館能代空港公式サイト・ANA FESTA公式サイト・エアトリのガイド記事をもとに、実際に購入できる定番お土産を紹介します。
1. 本場大館きりたんぽ(玉手箱 2人前・3,240円)
秋田を代表する郷土料理「きりたんぽ鍋」の材料セットです。
大館能代空港の公式サイトに「本場大館きりたんぽ玉手箱(2人前)3,240円」として価格まで明記されている、定番かつ公式推奨の一品です。
「きりたんぽ」は炊いたご飯をすりつぶして杉の棒に巻きつけ、囲炉裏で焼いた秋田発祥の食べ物です。
鍋に入れて比内地鶏のだしで食べる「きりたんぽ鍋」は、秋田の秋〜冬の味覚の象徴です。
大館市はきりたんぽ発祥の地とも言われており、空港の名前が「大館」を冠していることからも、この土産は空港の顔と言えます。
2. 秋田犬ぬいぐるみ(バンダナver / 首輪ver・各1,650円)
近年、海外(特に台湾・韓国・中国)からのインバウンド旅行者に最も人気の高い秋田土産です。
大館市は「秋田犬の町」として知られており、世界遺産の観光客をはじめ多くの人が秋田犬グッズを求めて来訪します。
公式サイトには「バンダナver」と「首輪ver」の2種類がラインナップされています(各1,650円)。
大館能代空港公式サイトには価格まで明記されており、土産の目玉商品のひとつです。
秋田犬は2018年にFIFA本部から「FIFA公式マスコット」に選ばれるなど、国際的な知名度も持ちます。
3. 大館曲げわっぱ
大館の伝統工芸品「曲げわっぱ」は、秋田杉を薄く削って曲げて作った木製の曲物(まげもの)です。
弁当箱・お盆・お皿として使われる曲げわっぱは、400年以上の歴史を持つ大館の誇りです。
2019年に「大館工芸技術」として国の重要無形民俗文化財に指定されました。
ANA FESTA大館能代ロビー店では曲げわっぱが販売されており、実用性の高い工芸品としてビジネスパーソンへの贈り物にも最適です。
秋田杉の独特の香りとシンプルなフォルムは、使うたびに木の温もりを感じさせます。
4. じゅんさい(907円)
「じゅんさい」は三種町(さんしゅまち)周辺の沼で採れる希少な水草です。
プルプルとした食感・独特のぬめり・繊細な風味は他に類を見ない食材です。
公式サイトに「907円」と価格が明記されていることから、空港の推奨土産品のひとつです。
全国的な知名度はまだ低いですが、食通・グルメな方へのプレゼントとして喜ばれます。
5. いぶりがっこ・いぶりがっこちーず(川口屋製)
秋田の漬物「いぶりがっこ」は、囲炉裏の煙でいぶした大根を米ぬかで漬け込んだ秋田独自の発酵食品です。
ANA FESTA公式の「おすすめお土産ランキング」には「川口屋 いぶりがっこちーず『け』」がランクインしています。
いぶりがっことクリームチーズを合わせた「いぶりがっこちーず」は、近年全国的に人気が拡大しているおつまみです。
6. 稲庭うどん(乾麺)
秋田を代表する「稲庭うどん」の乾麺は、日持ちが良くかさばらないため土産の定番です。
江戸時代に佐竹藩(秋田藩)の献上品として知られた稲庭うどんは、日本三大うどんのひとつに数えられます。
ANA FESTAでは複数の稲庭うどんブランドが取り揃えられています。
7. 秋田の地酒
秋田は「新政」「高清水」「刈穂」「天の戸」「福小町」などを擁する日本有数の銘醸地です。
ANA FESTAでは「お土産酒取り扱いあり」と明記されています。
秋田空港と異なり、大館能代空港エリア(秋田県北部)は「阿櫻」「北鹿」「比良泉」などの北部の地酒が充実している点が特色です。
8. 比内地鶏加工品
「比内地鶏(ひないじどり)」は、名古屋コーチン・薩摩地鶏と並ぶ日本三大地鶏のひとつです。
秋田県北部(大館市・北秋田市周辺)が原産地であり、大館能代空港のある地域と密接に結びついた食材です。
比内地鶏のつくね・だし・ソーセージ・エキス入り加工品が土産として購入できます。
9. 笑内(おかしない)
「笑内」(おかしない)は秋田の銘菓です。
エアトリの大館能代空港お土産ガイドにも掲載されている、この空港ならではのローカル銘菓です。
「おかしない(お菓子ない)」というユーモラスなネーミングは旅の土産話のひとつになります。
10. 生もろこし
「もろこし」は大豆粉を使った秋田の伝統的な和菓子です。
砂糖と大豆粉で作る落雁(らくがん)に近いお菓子で、上品な甘さと素朴な風味が特徴です。
「生もろこし」は通常の乾燥タイプよりも柔らかく、しっとりとした食感です。
11. 青豆のドラジェ
秋田の名産品「青豆(あおまめ)」を使ったドラジェ(砂糖菓子)です。
秋田県北部の農産物・大豆文化を背景にした洋菓子テイストの土産品で、幅広い年代に受け入れられます。
12. ミニはたはたパイ・ル・デセール
「はたはた」は秋田県の県魚に指定されている深海魚です。
塩焼き・田楽味噌・卵の塩漬け(ぶりこ)など秋田の食卓に欠かせない魚です。
「ミニはたはたパイ」はそのはたはたをモチーフにしたパイ菓子で、形を見て話題になる土産品です。
13. ラグノオ パティシエのりんご
「ラグノオ」は秋田を代表する老舗洋菓子店です。
「パティシエのりんご」はりんごを丸ごとアーモンドクリームとパイ生地で包んだスイーツで、秋田・東北みやげの定番です。
ANA FESTAのおすすめランキングにも掲載されており、洋菓子好きへの贈り物として人気です。
14. 淡雪ふわり・だまこ餅
「淡雪ふわり」はふわふわした食感の秋田銘菓です。
「だまこ餅」はきりたんぽに似た郷土食品で、丸めたご飯を串に刺して焼く秋田の家庭料理です。
道の駅大館能代空港
大館能代空港に隣接して「道の駅大館能代空港」があります。
空港ターミナルビルと道の駅が一体化している全国的にも珍しい施設です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 電話番号 | 0186-62-5330 |
| ターミナルビル営業時間 | 7:45〜19:00 |
| レストラン営業時間 | 9:30〜18:00(LO 17:45) |
| 定休日 | 無休 |
道の駅では秋田県北部の農産物・地場産品・加工食品が販売されています。
空港の土産ショップ(ANA FESTA)にはない地元の農産物・漬物・地酒を見つけられます。
飛行機の到着・出発時刻に合わせた買い物も楽しめます。
大館能代空港へのアクセス
大館能代空港は北秋田市に位置しています。
近隣の主要都市からのアクセス方法を整理します。
| 出発地 | 交通手段 | 所要時間(目安) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 大館市中心部 | 車 | 約40〜50分 | 国道105号経由 |
| 大館市中心部 | バス(空港連絡バス) | 約50〜60分 | フライト連絡バスあり |
| 能代市中心部 | 車 | 約40〜50分 | 国道7号・105号経由 |
| 北秋田市(鷹巣) | 車 | 約15〜20分 | 最寄り都市 |
| 秋田市(秋田駅) | 車 | 約1時間20〜30分 | 秋田自動車道利用 |
| 秋田市(秋田駅) | バス | 約1時間40〜50分 | 高速バスまたは空港バス |
| 弘前市(青森県) | 車 | 約1時間10〜20分 | 国道7号経由 |
| 盛岡市(岩手県) | 車 | 約1時間50〜2時間10分 | 国道46号・秋田自動車道利用 |
最寄りのJR駅は「鷹ノ巣駅」(奥羽本線・秋田内陸縦貫鉄道)です。
ただし鷹ノ巣駅から空港まで直接つながる路線バスはなく、タクシーでの移動が必要です(所要時間:約15〜20分)。
大館市からのアクセス詳細
大館市は大館能代空港から最も近い主要都市のひとつです。
大館駅からのフライト接続バスが運行されており、ANA便に合わせたダイヤで設定されています。
大館市は秋田犬発祥の地として有名で、「秋田犬の里」(大館駅前)では常時複数の秋田犬と触れ合えます。
大館能代空港の利用者が大館観光の最初・最後に訪れる定番スポットです。
能代市からのアクセス詳細
能代市は「バスケットボールの聖地」として知られる都市です。
能代工業高校(現・能代科学技術高校)バスケットボール部は全国制覇58回という前人未踏の記録を持ちます。
また能代市は「白神山地」への入り口にもなっており、世界自然遺産を目指す旅行者にとって重要な拠点です。
大館能代空港周辺の観光スポット
大館能代空港を利用する際に合わせて訪れたい観光スポットをご紹介します。
白神山地(世界自然遺産)
秋田・青森の県境に広がる「白神山地」は、1993年に日本初のユネスコ世界自然遺産に登録されました。
面積169,700haに及ぶ世界最大級のブナ原生林が広がります。
大館能代空港からは車で約50〜70分(白神山地・能代・八峰エリアへのルート)でアクセスできます。
二ツ井・能代エリアからのルートが一般的です。
春の新緑・秋の紅葉・冬の白銀の世界と、四季折々の表情を見せる白神山地は、国内外からトレッキング愛好家・写真家・自然愛好家を惹きつけます。
台湾・欧州からのインバウンド旅行者にも人気が高まっています。
大館市:秋田犬の里
大館市は日本犬「秋田犬」の本場として世界的に認知されています。
大館駅前に設置された「秋田犬の里」では、常時複数の秋田犬と無料で触れ合えます(飼育頭数・営業時間は要確認)。
秋田犬は近年、海外(特に台湾・欧米)でのブームにより国際的な人気が高まっています。
渋谷のハチ公が有名なアキタ犬は、大館が原産です。
大館市内には秋田犬に関連する施設・展示・グッズが集積しており、秋田犬ファンにとって「聖地」とも言える場所です。
阿仁(あに)マタギの里
「マタギ」とは、日本の山岳地帯で熊猟を行う伝統的な狩猟文化を持つ人々の総称です。
秋田県北秋田市の阿仁地区は「マタギの里」として知られており、マタギ文化の中心地です。
現代でも熊猟の技術・文化が継承されており、「阿仁マタギ文化」は秋田県の重要な無形民俗文化財です。
大館能代空港から車で約30〜40分の距離にあります。
田沢湖・乳頭温泉郷
大館能代空港から車で約1時間30分〜2時間の距離に「田沢湖」があります。
日本最深の湖(最大水深423.4m)で、神秘的なコバルトブルーの湖面が美しい観光地です。
田沢湖から山を登った先の「乳頭温泉郷」は秘湯ファンの聖地です。
特に「鶴の湯温泉」(創業1689年)は、日本の原風景ともいえる湯宿として全国から旅行者が訪れます。
角館(かくのだて)武家屋敷
大館能代空港から車で約1時間20〜30分の「角館」は「みちのくの小京都」と呼ばれます。
江戸時代の武家屋敷・土蔵・枝垂れ桜が残る町並みは東北でも随一の美しさです。
4月中旬〜下旬の桜のシーズンには「桜のトンネル」が出現し、海外からも多くの旅行者が訪れます。
能代バスケミュージアム
能代市内にある「能代バスケミュージアム」は、能代工業高校(現・能代科学技術高校)の栄光の歴史を紹介する施設です。
全国制覇58回という歴史的な記録は日本のバスケットボール史そのものです。
現役バスケットボールファン・スポーツ愛好者に人気のスポットです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 大館能代空港(あきた北空港)にラウンジはありますか?
ありません。大館能代空港にはカードラウンジ・ANAラウンジ・JALサクララウンジ・プライオリティパス対応ラウンジのいずれも設置されていません。出発前の待ち時間は、1階オープンカフェ「ピッコロ」または2階レストラン「ポートワン」(9:30〜18:00)をご利用ください。
Q2. ゴールドカードがあれば大館能代空港でラウンジを無料利用できますか?
できません。大館能代空港にはカードラウンジ自体が存在しないため、どのゴールドカードを保有していても無料ラウンジを利用することはできません。ゴールドカードのラウンジ特典を使いたい場合は、秋田空港(ROYALSKY LOUNGE)または羽田空港のカードラウンジをご利用ください。
Q3. プライオリティパス(Priority Pass)は大館能代空港で使えますか?
使えません。大館能代空港はプライオリティパスの対応空港に含まれていません。楽天プレミアムカード・アメリカン・エキスプレスプラチナ付帯のプライオリティパスも同様に利用できません。プライオリティパスは羽田空港(乗り継ぎ時)や秋田空港(台湾直行便利用時の代替として)での活用をご検討ください。
Q4. 大館能代空港から台湾(台北)への直行便はありますか?
現時点(2026年)では直行便はありません。台湾へは大館能代→羽田(ANA1日3便)→台湾桃園という乗り継ぎルートが主流です。または、秋田空港(AXT)からタイガーエア台湾の週2便(台湾桃園直行・2026年10月22日まで継続)を利用する方法もあります。大館市・能代市から秋田空港まで車で約1時間20〜30分です。
Q5. 大館能代空港はどの路線が就航していますか?
2026年時点では東京(羽田)行きのANA便のみです(1日3往復)。時刻表は大館能代発10:50・14:45・18:45(羽田行き)、羽田発09:00・12:55・16:50(大館能代行き)です。フライト時間は約1時間10〜15分です。乗り継ぎ割引を利用することで、羽田を経由した全国の多都市へのアクセスが可能です。
Q6. 大館能代空港のレストランは何時から開いていますか?
1階の「カフェピッコロ」はターミナルビル営業開始(7:45)から営業しています。2階の「レストランポートワン」は9:30〜18:00(LO 17:45)の営業です。2026年6月から「カフェピッコロ」では人気メニューのパニーニが再開されました(公式サイト掲載情報)。早朝便の旅行者は「カフェピッコロ」で朝食をとってから搭乗することをおすすめします。
Q7. 大館能代空港でお土産を買う場所はどこですか?
2階の「ANA FESTA 大館能代ロビー店」(9:00〜18:15)が唯一の土産ショップです。きりたんぽ・稲庭うどん・秋田犬ぬいぐるみ・大館曲げわっぱ・いぶりがっこ・地酒などが購入できます。また空港に隣接する「道の駅大館能代空港」(9:30〜18:00)でも地場の農産物・特産品が揃っています。
Q8. 大館駅から大館能代空港まで何分かかりますか?
車で約40〜50分です。大館市からはフライト時刻に合わせた空港連絡バスも運行されています。北秋田市の鷹ノ巣駅からは車(タクシー)で約15〜20分です。秋田市(秋田駅)からは車で約1時間20〜30分です。
Q9. 大館能代空港に展望デッキはありますか?
あります。3階(屋上)に展望デッキが設置されています。滑走路を行き交う飛行機を外から眺めることができます。お子様連れ・飛行機ファンには喜ばれるスポットです。
Q10. 秋田犬のグッズは大館能代空港で買えますか?
買えます。ANA FESTAでは「秋田犬ぬいぐるみ(バンダナver / 首輪ver・各1,650円)」が販売されています(大館能代空港公式サイト掲載価格)。大館市は秋田犬の本場であり、空港の人気土産のひとつです。大館駅前の「秋田犬の里」では実際の秋田犬との触れ合いも体験できます。
まとめ:大館能代空港を快適に使うための知識
この記事では「大館能代空港(あきた北空港)ラウンジ」をテーマに、2026年最新情報をお伝えしました。
- カードラウンジ・ANAラウンジ・プライオリティパス対応ラウンジはすべてなし
- 代わりの施設は2つ:1階「カフェピッコロ」(7:45〜)と2階「レストランポートワン」(9:30〜18:00)
- レストランポートワンは白神山地の山々を望む絶景ロケーション
- ランチタイム日替わり1,000円は空港内のレストランとして高コスパ
- 台湾直行便はなし:羽田乗り継ぎ(大館能代→羽田→台湾桃園)がメインルート
- 秋田空港(AXT)経由での台湾直行便:週2便・車で1時間20〜30分
- 定期路線は東京(羽田)のみ・ANA1日3往復
- 主要土産:本場大館きりたんぽ・秋田犬ぬいぐるみ・大館曲げわっぱ・稲庭うどん・いぶりがっこ・比内地鶏・秋田地酒
- 隣接の道の駅では地場の農産物・特産品の追加購入が可能
- 空港周辺の観光資源:白神山地(世界自然遺産)・秋田犬の里・乳頭温泉郷・田沢湖・角館・阿仁マタギの里
大館能代空港にはラウンジがありません。
この事実は旅行・出張を計画する前に知っておくべき重要な情報です。
ラウンジがない代わりに、空港は白神山地の緑を望む自然豊かな環境にあります。
コンパクトなターミナルの中に、秋田県北部の食文化・工芸品が凝縮された土産品が揃います。
出発前の時間は、カフェでコーヒーを飲みながら窓の外の景色を眺める。
そんなシンプルで豊かな時間の過ごし方が、大館能代空港の旅の正しい楽しみ方です。
台湾から秋田犬・白神山地・乳頭温泉郷を目指す旅行者には、秋田空港(週2便の直行便)または羽田乗り継ぎで大館能代空港を利用するルートをぜひ検討してください。
