台湾の端午節(タンゴセツ)は、旧暦の5月5日にあたる祝日です。日本では「こどもの日」として新暦の5月5日に祝いますが、台湾では旧暦で祝い、ドラゴンボートレースやちまきが風物詩です。
2027年の端午節
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日付 | 2027年6月9日(水)(旧暦5月5日) |
| 休み | 祝日(2027年は平日のため連休にはならない) |
| 参考 | 2026年の端午節は6月19日(金)で、6月19日〜21日の3連休 |
端午節の由来
端午節は、古代中国の詩人・屈原(くつげん)をしのぶ行事に由来するといわれています。川に身を投げた屈原を救おうと、人々が舟を出し、魚に屈原の体を食べられないように米を川に投げ入れた、という伝説がドラゴンボートやちまきの起源とされています。
ドラゴンボートレース(龍舟競渡)
端午節の前後には、台湾各地の川や湖でドラゴンボートレースが開かれます。太鼓のリズムに合わせて、竜の頭をつけた舟を漕ぐ迫力のあるレースです。
主な大会(2026年の例)
| 大会 | 場所 | 2026年の開催 |
|---|---|---|
| 台北国際ドラゴンボート選手権 | 台北・大佳河濱公園(基隆河) | 6月19日〜21日。国内外の200以上のチームが参加 |
| 鹿港慶端陽国際龍舟錦標賽 | 彰化県・鹿港(福鹿渓) | 6月19日〜21日 |
台北の大会は、MRTの駅から行ける河川敷で行われ、観光のついでに見に行きやすいのが魅力です。会場には屋台やイベントブースも出ます。2027年の日程は、各主催者の発表を確認してください。
端午節に食べる「ちまき(粽子)」
台湾では、端午節にちまき(粽子/ゾンズ)を食べます。地域によって作り方が違うのが特徴です。
| 種類 | 作り方と特徴 |
|---|---|
| 北部粽(北部ちまき) | もち米を炒めてから竹の皮で包み、蒸す。具材の味がしみた、しっかりした食感 |
| 南部粽(南部ちまき) | 生のもち米を具材と一緒に包み、茹でる。もちもちでやわらかい食感 |
具材には、豚肉、しいたけ、干しエビ、塩漬け卵黄、ピーナッツなどが使われます。デパートや有名店では、端午節の前にちまきのギフトが販売されます。
注意:肉入りのちまきは、日本に持ち帰ることができません。台湾で食べるだけにしましょう。
端午節の風習
- 立蛋(リーダン):端午節の正午に卵を立てると、1年の幸運に恵まれるといわれています。公園やイベント会場で、卵立てに挑戦する人の姿が見られます。
- 香包(シャンバオ):香りのする袋をお守りとして身につけます。
- よもぎや菖蒲を飾る:玄関に飾って、邪気を払います。
旅行者が気をつけたいこと
- 暑さ対策:6月の台湾は暑く、河川敷の観戦は日差しが強いので、帽子や飲み物を用意しましょう。
- 梅雨の時期:5〜6月は雨が多い時期です。雨具を持っていくと安心です。
- 連休になる年は混雑:週末とつながって連休になる年は、観光地や交通機関が混み合います。
2027年の祝日の一覧は2027年 台湾の祝日・連休カレンダーをご覧ください。
よくある質問
2027年の台湾の端午節はいつですか?
2027年6月9日(水)です。祝日ですが、平日のため連休にはなりません。
ドラゴンボートレースはどこで見られますか?
台北の大佳河濱公園や、彰化県の鹿港などで大きな大会が開かれます。日程は毎年主催者から発表されます。
ちまきは日本に持ち帰れますか?
肉入りのちまきは、日本への持ち込みが禁止されている肉製品にあたるため、持ち帰れません。
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まとめ
台湾の端午節は、ドラゴンボートレースとちまきを楽しむ初夏の祝日です。2027年は6月9日(水)です。台北の河川敷で開かれる大会は旅行中でも見に行きやすいので、暑さと雨の対策をして出かけてみてください。