春節(旧正月)は、台湾で1年でいちばん大切な祝日です。家族が集まって新年を祝い、街の雰囲気も普段と大きく変わります。
この記事では、2027年の台湾の春節の日程と、旅行者が知っておきたい注意点、春節ならではの伝統行事をまとめます。
2027年の春節の日程
| 日付 | 旧暦 | 内容 |
|---|---|---|
| 2月4日(木) | 除夕の前日 | 春節連休の初日 |
| 2月5日(金) | 除夕(大晦日) | 家族で年夜飯(年越しの食事)を囲む |
| 2月6日(土) | 1月1日(初一) | 旧暦の元日 |
| 2月7日(日) | 1月2日(初二) | 嫁いだ娘が実家に帰る日とされる |
| 2月8日(月) | 1月3日(初三) | 連休中 |
| 2月9日(火) | 1月4日(初四) | 振替休日 |
| 2月10日(水) | 1月5日(初五) | 振替休日・連休最終日 |
| 2月20日(土) | 1月15日 | 元宵節(春節のお祝いの締めくくり) |
2027年の春節連休は、2月4日(木)〜2月10日(水)の7日間です。旧暦の元日と2日目が土日と重なるため、2月9日・10日が振替休日になっています。2027年は振替出勤日(補班)はありません。
2027年は羊年(未年)にあたります。
※日程は、台湾の行政院人事行政総処が発表した2027年の「政府行政機関辦公日曆表」にもとづいています。2027年のほかの祝日は2027年 台湾の祝日・連休カレンダーにまとめています。
春節期間に台湾旅行をするときの注意点
お店や飲食店の休業
除夕(2月5日)から初三(2月8日)ごろにかけて、個人経営の飲食店、市場、屋台などが休業することが多くなります。
| 営業していることが多い | 休業・短縮営業になりやすい |
|---|---|
| コンビニ | 個人経営の食堂・小吃店 |
| ファストフード・チェーン店 | 伝統市場 |
| 大型ホテルのレストラン | 一部の夜市の屋台 |
| 百貨店・ショッピングモール(営業時間が変わることあり) | 一部の専門店 |
行きたいお店がある場合は、Googleマップやお店のSNSで春節期間の営業日を確認しておきましょう。
航空券・ホテル・交通機関
- 航空券が高くなる:台湾から海外へ出かける人も多く、日本と台湾を結ぶ便は春節前後に高くなりやすいです。
- 国内の移動が混む:帰省ラッシュで、新幹線(台湾高速鉄道)や長距離バスのチケットは早くから売り切れます。
- ホテル料金が上がる:観光地のホテルは料金が上がり、早く満室になります。
観光地の混雑
九份や淡水などの観光地、有名な廟は、春節期間に国内の旅行者や参拝客で混雑します。
春節期間に楽しめること
- 迪化街の年貨大街:春節の前、台北の迪化街には正月用の食材やお菓子を売る露店が並び、とてもにぎわいます。
- 廟へのお参り:元日の朝は、行天宮や龍山寺などの廟に多くの参拝客が集まります。
- 獅子舞:商店街や廟の前で、獅子舞が披露されることがあります。
- 元宵節のランタン:春節の締めくくりの元宵節(2027年は2月20日)の前後には、各地でランタンのイベントが開かれます。2027年の台湾ランタンフェスティバルは苗栗県で開催予定です。詳しくは2027年 台湾ランタンフェスティバルをご覧ください。
春節の伝統行事
大掃除と春聯
春節の前に家を大掃除し、玄関に春聯(しゅんれん)を貼ります。春聯は、赤い紙に縁起の良い言葉を書いた飾りで、この時期は街のあちこちで見られます。
年夜飯(除夕の食事)
大晦日の夜に、家族全員で囲む食事を年夜飯といいます。縁起の良い料理が並び、たとえば魚は「年年有餘(毎年ゆとりがあるように)」の「餘(余)」と「魚」の発音が同じことから、欠かせない料理とされています。
紅包(お年玉)
赤い封筒にお金を入れて渡す紅包は、台湾のお年玉です。子どもや家族に渡すほか、職場でも配られることがあります。紅包のマナーについては台湾の「赤い封筒」とは?でも解説しています。
爆竹と花火
大晦日の夜から元日にかけて、爆竹や花火を鳴らして新年を祝います。邪気を払う意味があるとされています。
財神を迎える
初五(2027年は2月10日)ごろには、商売繁盛を願って財神(お金の神様)を迎える習慣があります。この日を過ぎると、多くのお店や会社が通常の営業に戻ります。
春節の食べ物
| 食べ物 | 意味・特徴 |
|---|---|
| 年糕(ニエンガオ) | 「年々向上する」という意味を込めた甘いお餅 |
| 発糕(ファーガオ) | 蒸すと表面が割れて膨らむ。「発財(お金持ちになる)」の縁起物 |
| 湯圓(タンユェン) | もち米の団子。丸い形が家族円満を表す。元宵節にも食べる |
春節のあいさつ
| 中国語 | 読み方の目安 | 意味 |
|---|---|---|
| 新年快樂 | シンニェン クァイラー | あけましておめでとう |
| 恭喜發財 | ゴンシー ファーツァイ | お金持ちになりますように |
よくある質問
2027年の台湾の春節はいつですか?
旧暦の元日は2027年2月6日(土)です。台湾の春節連休は2月4日(木)〜2月10日(水)の7日間です。
春節の時期に台湾旅行をしても楽しめますか?
春節ならではの雰囲気を味わえますが、休業するお店があり、交通機関やホテルも混み合います。特に除夕から初三ごろまでは、行きたいお店の営業日を事前に確認しておきましょう。
春節期間中に開いているお店はありますか?
コンビニ、ファストフード、チェーン店、大型ホテルのレストラン、百貨店などは営業していることが多いです。
平渓の天燈節は春節と同じ時期ですか?
平渓天燈節は、春節の締めくくりの元宵節の前後に開かれます。2027年の元宵節は2月20日です。
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まとめ
2027年の台湾の春節は、2月6日(土)が旧暦の元日で、連休は2月4日(木)〜10日(水)の7日間です。休業するお店や交通機関の混雑、航空券の値上がりに注意しながら、春節ならではの雰囲気を楽しんでください。
