この記事の要約
- 台湾の面積は約36,193km²で、世界の国・地域の中でおよそ137位前後に位置します。
- 大きさのイメージとして最もわかりやすいのが日本の九州で、九州(約36,750km²)とほぼ同じ大きさです。
- 日本全体(約377,900km²)と比べると、台湾はおよそ10分の1の面積しかありません。
- 東京都(約2,188km²)に換算すると、台湾の面積は東京都約16.5個分に相当します。
- アジアで台湾より面積が小さい主要な国・地域には、シンガポール・バーレーン・レバノンなどがあります。
- 面積は小さいながらも、台湾の人口は約2,340万人(2026年)で人口密度が非常に高い地域です。
- 台湾本島以外にも、澎湖諸島・金門島・馬祖列島など多数の離島があります。
台湾の面積が世界何位なのか、気になったことはありませんか。
日本から飛行機で約3〜3.5時間という近距離にある台湾ですが、その国土の大きさについて詳しく知っている人は少ないかもしれません。
台湾は南北に細長い島で、面積は約36,193km²です。
世界の約196の国と地域の中で、台湾の面積はおよそ137位前後に位置します。
日本の九州とほぼ同じ大きさと言うと、イメージがつかみやすいでしょう。
この記事では、台湾の面積と世界ランキングにおける順位・日本各地との比較・アジア各国との比較・人口密度・離島を含めた実際の国土の広がりまで、徹底的に解説します。
地理の知識として、また台湾旅行前の予備知識として、ぜひ最後まで読んでください。
台湾の面積と基本データ
台湾の面積
台湾の面積は約36,193km²です。
資料によって数値が若干異なり、35,980km²とするものや36,193km²とするものがありますが、おおむね約36,000〜36,200km²の範囲に収まります。
これは東京ドーム(約4.7万m²)に換算すると、約7億7,000万個分に相当する広さです。
台湾本島は南北に細長い形をしており、南北の直線距離は約384kmです。
東西の最大幅は約144kmで、南北に比べて東西方向は非常に狭い形状をしています。
台湾の基本地理データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 面積 | 約36,193km²(台湾本島+付属島嶼) |
| 南北直線距離 | 約384km |
| 東西最大幅 | 約144km |
| 人口(2026年) | 約2,340万人 |
| 人口密度 | 約648人/km² |
| 最高峰 | 玉山(ユイシャン)3,952m |
| 地形の特徴 | 中央部に高い山岳地帯、東西で地形が大きく異なる |
面積の世界ランキングにおける台湾の順位
台湾の面積はおよそ世界137位前後です。
世界経済のネタ帳によると、台湾の面積35,980km²は135位付近に位置しています。
Worldometerのデータでは台湾の面積36,193km²は137位とされています。
資料によって若干の差がありますが、世界約196の国と地域の中でおよそ130〜140位台という位置づけです。
世界の国の面積の中間より少し小さめで、中規模の島国・小国と同程度の面積です。
世界の面積ランキング上位国との比較
世界面積ランキング上位10か国
台湾の面積を相対的に理解するために、まず世界の面積ランキング上位を確認しておきましょう。
| 順位 | 国名 | 面積(km²) | 台湾の何倍か |
|---|---|---|---|
| 1位 | ロシア | 17,098,242 | 約473倍 |
| 2位 | カナダ | 9,984,670 | 約276倍 |
| 3位 | アメリカ合衆国 | 9,833,517 | 約272倍 |
| 4位 | 中国 | 9,601,140 | 約265倍 |
| 5位 | ブラジル | 8,515,767 | 約235倍 |
| 6位 | オーストラリア | 7,741,220 | 約214倍 |
| 7位 | インド | 3,287,263 | 約91倍 |
| 8位 | アルゼンチン | 2,780,400 | 約77倍 |
| 9位 | カザフスタン | 2,724,900 | 約75倍 |
| 10位 | アルジェリア | 2,381,741 | 約66倍 |
世界最大のロシアは台湾の約473倍の面積を誇ります。
台湾の面積が世界の中でいかに小さい部類に入るかがよくわかります。
しかし次のセクションで紹介するように、台湾より面積の小さい国や地域も世界には多く存在します。
日本の世界ランキングでの順位
日本の面積は約377,900km²で、世界およそ61位です。
日本と台湾の面積を比較すると、台湾は日本のおよそ10分の1の大きさです。
言い換えると、日本が台湾約10個分の広さを持つということです。
世界ランキングでは日本が61位・台湾が137位前後という関係になります。
台湾と日本の面積比較
台湾と日本全体の比較
台湾(約36,193km²)と日本(約377,900km²)を比較すると、日本は台湾の約10.4倍の面積があります。
日本の面積を100とすると、台湾の面積は約9.6に相当します。
面積だけを見ると台湾は日本の10分の1以下ですが、人口密度は台湾のほうが高いです。
台湾と日本各地の比較
台湾の大きさを日本のどこかと比べると、非常にイメージしやすくなります。
| 地域 | 面積(km²) | 台湾との比較 |
|---|---|---|
| 北海道 | 83,450 | 台湾の約2.3倍(台湾が北海道の約43%) |
| 九州(本島) | 約36,750 | 台湾とほぼ同じ大きさ(差は約550km²) |
| 本州 | 約227,960 | 台湾の約6.3倍 |
| 四国 | 約18,800 | 台湾の約0.52倍(台湾が四国の約1.9倍) |
| 東京都 | 約2,188 | 台湾は東京都の約16.5倍 |
| 沖縄県 | 約2,271 | 台湾は沖縄県の約16倍 |
| 神奈川県 | 約2,416 | 台湾は神奈川県の約15倍 |
| 埼玉県 | 約3,798 | 台湾は埼玉県の約9.5倍 |
| 大阪府 | 約1,905 | 台湾は大阪府の約19倍 |
このデータを見ると、台湾は九州本島と非常に近い大きさです。
九州本島(約36,750km²)と台湾(約36,193km²)の差はわずか約550km²で、ほぼ同じと言っても過言ではありません。
逆に北海道と比べると、台湾は北海道の半分以下の大きさしかありません。
台湾と北海道の詳細比較
北海道の面積は約83,450km²です。
台湾の面積は約36,193km²なので、台湾は北海道のおよそ43%の大きさです。
北海道に台湾が2.3個入る計算になります。
人口は台湾が約2,340万人、北海道が約520万人(2026年推計)です。
面積が台湾の2.3倍ある北海道でも、人口は台湾の約4分の1しかいません。
これは台湾がいかに人口密度の高い地域かを示しています。
台湾と九州の詳細比較
最も台湾の大きさに近いのが九州本島(約36,750km²)です。
南北の直線距離は台湾が約384km・九州が約331kmで、台湾のほうが約60km長いです。
東西の最大幅は九州が約320km・台湾が約144kmで、横幅は九州のほうが広いです。
つまり台湾は九州よりも縦長のスリムな形をしているということです。
人口面では、九州全体の人口が約1,280万人(2026年推計)に対して、台湾は約2,340万人です。
ほぼ同じ面積に2倍近い人口が住んでいることになります。
アジア各国との面積比較
東アジア・東南アジアの面積ランキング
台湾の面積をアジア各国と比較すると、より具体的な位置づけがわかります。
| 国・地域 | 面積(km²) | 世界順位(参考) |
|---|---|---|
| 中国 | 9,601,140 | 約4位 |
| インド | 3,287,263 | 約7位 |
| カザフスタン | 2,724,900 | 約9位 |
| モンゴル | 1,564,116 | 約18位 |
| インドネシア | 1,904,569 | 約14位 |
| ミャンマー | 676,578 | 約40位 |
| タイ | 513,120 | 約51位 |
| 日本 | 377,930 | 約61位 |
| ベトナム | 331,212 | 約65位 |
| フィリピン | 300,000 | 約72位 |
| マレーシア | 329,847 | 約67位 |
| 韓国 | 100,210 | 約109位 |
| 北朝鮮 | 120,538 | 約99位 |
| 台湾 | 36,193 | 約137位 |
| シンガポール | 725 | 約175位 |
| バーレーン | 778 | 約174位 |
東アジアで見ると、台湾より面積が小さい主要国は韓国ではなく、シンガポールやバーレーンなどの小国になります。
韓国(約100,210km²)は台湾の約2.8倍の面積があります。
日本(約377,930km²)は台湾の約10.4倍です。
フィリピン(約300,000km²)も台湾の約8.3倍の広さを持ちます。
台湾とシンガポールの比較
アジアの小国として有名なシンガポールの面積は約725km²です。
台湾(約36,193km²)はシンガポールの約50倍の大きさがあります。
人口はシンガポールが約600万人・台湾が約2,340万人です。
面積は台湾がシンガポールの50倍でも、人口密度はシンガポールのほうが圧倒的に高いです。
シンガポールの人口密度は約8,000人/km²以上で、台湾の約648人/km²をはるかに上回ります。
台湾と韓国の比較
韓国の面積は約100,210km²で、台湾の約2.8倍です。
一方で人口は韓国が約5,100万人・台湾が約2,340万人です。
人口密度は韓国が約509人/km²・台湾が約648人/km²で、台湾のほうが高いです。
面積では韓国が大きいですが、人口密度の高さでは台湾が韓国を上回ります。
世界の小さな国との面積比較
世界で最も面積の小さい国々
台湾より面積の小さい国・地域も世界には多く存在します。
台湾は世界ランキングで約137位ですが、これは逆から見ると世界で約59番目に小さい国・地域ということでもあります。
| 順位(小さい順) | 国名 | 面積(km²) |
|---|---|---|
| 1位(最小) | バチカン市国 | 約0.4 |
| 2位 | モナコ | 約2 |
| 3位 | ナウル | 約21 |
| 4位 | ツバル | 約26 |
| 5位 | サンマリノ | 約61 |
| 6位 | リヒテンシュタイン | 約160 |
| 7位 | マーシャル諸島 | 約181 |
| 22位 | シンガポール | 約725 |
| 36位 | レバノン | 約10,452 |
| 50位 | イスラエル | 約22,072 |
世界最小のバチカン市国(約0.4km²)と比較すると、台湾はバチカン市国の約9万倍の大きさです。
モナコ(約2km²)の約18,000倍に相当します。
シンガポール(約725km²)の約50倍の広さがあります。
このように考えると、台湾は決して極端に小さい国ではなく、世界の国々の中では中程度の小さな国という位置づけです。
台湾の国土の内訳と地形
台湾本島の地形の特徴
台湾の国土は、その地形の複雑さが大きな特徴です。
中央部には中央山脈が南北に走り、3,000m以上の高峰が連なっています。
最高峰は玉山(ユイシャン)で、標高3,952mを誇ります。
富士山(3,776m)よりも高い山が台湾にはあることになります。
また、台湾は3,000m以上の高山が200座以上ある山岳国でもあります。
このため、国土面積36,193km²のうち平地として活用できる部分は全体の3分の1以下とも言われています。
台湾西部と東部の違い
台湾の地形は東西で大きく異なります。
西部は平野が多く、台北・台中・台南・高雄などの主要都市が集中しています。
東部は山脈が海に迫る急峻な地形で、花蓮・台東などの都市が海沿いの細い平地に位置します。
この地形的な違いが、台湾の文化・産業・農業の地域差にも影響しています。
西部の平野部に人口の多くが集中しているため、西部の人口密度は東部よりも高くなります。
台湾の離島
台湾の国土は本島だけではありません。
台湾には以下の主要な離島があります。
| 離島名 | 面積(km²) | 特徴 |
|---|---|---|
| 澎湖諸島 | 約127 | 台湾海峡に浮かぶ64の島々。美しい海岸と玄武岩の地形で有名 |
| 金門島 | 約150 | 厦門沖に位置する島。高梁酒(コーリャン酒)の産地として有名 |
| 馬祖列島 | 約29 | 中国福建省沖に位置する複数の島々 |
| 蘭嶼(ランユ) | 約45 | 台湾南東沖の離島。タオ族の伝統文化が残る |
| 緑島 | 約16 | 台東の東沖の火山島。ダイビングスポットとして人気 |
| 小琉球 | 約6.8 | 屏東沖の珊瑚礁の島。ウミガメで有名な観光地 |
これらの離島を含めた台湾の総面積が約36,193km²です。
台湾本島だけの面積は約35,808km²で、離島の面積は合計約400km²前後です。
離島の存在が台湾の自然・文化の多様性を豊かにしています。
台湾の人口密度と面積の関係
台湾の人口密度
台湾の人口は約2,340万人(2026年)で、面積36,193km²で割ると人口密度は約648人/km²です。
これは世界的に見ても非常に高い人口密度です。
日本の人口密度は約336人/km²なので、台湾は日本の約1.9倍もの高密度で人が住んでいます。
各国の人口密度との比較
| 国・地域 | 人口密度(人/km²) |
|---|---|
| シンガポール | 約8,000以上 |
| バングラデシュ | 約1,265 |
| 韓国 | 約509 |
| 台湾 | 約648 |
| 日本 | 約336 |
| インド | 約464 |
| 中国 | 約145 |
| アメリカ合衆国 | 約34 |
| カナダ | 約4 |
| オーストラリア | 約3 |
台湾の人口密度約648人/km²は、韓国(約509人/km²)よりも高いです。
インド(約464人/km²)よりも高い密度で人々が暮らしています。
これは台湾の国土の3分の2以上が山岳地帯であることを考えると、実際の可住地における人口密度はさらに高くなります。
台湾都市部の人口密度
台湾では特に西部の都市部に人口が集中しています。
台北市単体の人口密度は約9,700人/km²を超えており、世界有数の高密度都市の一つです。
台北市の面積は約272km²で、人口は約260万人(2026年推計)です。
新北市を合わせた台北都市圏では人口400万人以上が集中しています。
台湾全体の人口の約35〜40%が台北都市圏に集中しているという一極集中の構造があります。
台湾の面積が経済・観光に与える影響
小さな国土が生む高密度な都市構造
台湾は面積が小さい分、都市間の距離が近いです。
台北から台湾南端の屏東まで、新幹線(台湾高速鉄道)で約2時間程度でアクセスできます。
東京から大阪の新幹線移動(約2時間25分)と大差ない時間で、台湾全体を縦断できます。
この移動のしやすさが、台湾が非常にコンパクトで旅行しやすい観光地として人気を集める理由の一つです。
面積と経済規模の不釣り合いな強さ
台湾は面積が小さい(世界約137位)にもかかわらず、経済規模は非常に大きいです。
GDPでは世界上位20〜25位前後に位置する経済大国です。
半導体・電子部品・情報通信機器の製造において世界トップレベルのシェアを誇ります。
特にTSMC(台湾積体電路製造)は世界の半導体製造の最重要企業として知られています。
面積は小さくても、経済・技術力において台湾は世界で重要な地位を占めています。
観光地としてのコンパクトな魅力
台湾が旅行しやすい理由の一つは、面積がコンパクトな点です。
台北・台南・高雄・花蓮・台東など主要観光地を、3〜5泊程度でカバーできます。
新幹線・在来線・バスが充実しているため、台湾を端から端まで旅することが難しくありません。
日本からの観光客が台湾を何度もリピートする理由の一つに、このコンパクトさとアクセスの良さがあります。
よくある質問
Q. 台湾の面積は何km²ですか?
A. 台湾の面積は約36,193km²です。資料によって35,980km²とするものもありますが、おおむね約36,000〜36,200km²の範囲で表記されています。
Q. 台湾の面積は世界何位ですか?
A. 世界のおよそ196の国と地域の中で、台湾の面積はおよそ135〜137位前後です。資料によって若干差がありますが、130〜140位台という位置づけです。
Q. 台湾の面積を日本と比べるとどれくらいですか?
A. 台湾(約36,193km²)は日本(約377,900km²)のおよそ10分の1の大きさです。日本の中では九州本島(約36,750km²)が最も近い大きさで、ほぼ同じと言えます。
Q. 台湾と東京都を比べるとどれくらいですか?
A. 東京都の面積は約2,188km²です。台湾は東京都の約16.5倍の大きさになります。逆に言うと、東京都を16〜17個並べると台湾と同じ大きさになります。
Q. 台湾の人口密度はどれくらいですか?
A. 台湾の人口は約2,340万人(2026年)で、人口密度は約648人/km²です。日本(約336人/km²)の約1.9倍で、韓国(約509人/km²)やインド(約464人/km²)よりも高い密度です。
Q. 台湾より面積の大きいアジアの国はどこですか?
A. アジアのほとんどの国が台湾より面積が大きいです。中国・インド・インドネシア・タイ・ベトナム・フィリピン・マレーシア・日本・韓国・北朝鮮などはすべて台湾より大きいです。台湾より面積が小さいアジアの主要国にはシンガポール・バーレーンなどがあります。
Q. 台湾の南北の長さはどれくらいですか?
A. 台湾本島の南北の直線距離は約384kmです。九州の南北直線距離(約331km)よりも約60km長いです。東西の最大幅は約144kmで、縦長のスリムな形状をしています。
Q. 台湾には離島がありますか?
A. あります。澎湖諸島(約127km²)・金門島(約150km²)・馬祖列島(約29km²)・蘭嶼(約45km²)・緑島(約16km²)・小琉球(約6.8km²)などの主要な離島があります。これら離島を含めた総面積が約36,193km²です。
まとめ
台湾の面積は約36,193km²で、世界のおよそ196の国と地域の中で約137位前後に位置します。
日本の九州本島(約36,750km²)とほぼ同じ大きさで、日本全体(約377,900km²)のおよそ10分の1という規模感です。
東京都に換算すると約16.5個分、北海道の約43%という大きさです。
アジアの主要国の中では韓国・日本・中国・インドなど多くの国よりも小さく、シンガポールなど一部の小国よりは大きいという位置づけです。
国土の3分の2以上が山岳地帯という地形的特性から、人が実際に住める平野部はさらに限られています。
それにもかかわらず約2,340万人が暮らし、人口密度約648人/km²という高密度な社会が形成されています。
面積という観点では決して大きくはない台湾ですが、コンパクトな国土の中に豊かな自然・多様な文化・世界水準の経済力が凝縮されています。
この小さな島が世界の半導体産業を支え、年間多くの観光客を魅了し続けているという事実は、面積だけでは測れない台湾の豊かさを示しています。