台湾・桃園空港ラウンジ完全ガイド【2026年最新】ゴールドカードは使えない?プライオリティパスで入れる施設を全解説
「ゴールドカードを持っているから桃園空港でもラウンジが使えるだろう」と思っていたら、実は使えなかった、という経験をした方は少なくありません。
日本国内の空港ではゴールドカード以上のクレジットカードを提示するだけで無料でラウンジに入れることが多いですが、台湾・桃園国際空港ではこのルールが通用しません。
この記事では、桃園空港のラウンジ事情を2026年最新情報として完全解説します。
「なぜゴールドカードが使えないのか」「プライオリティパスで使えるラウンジはどこか」「コスパよくプライオリティパスを入手するには」まで、実際の利用者情報をもとに詳しく説明します。
台湾旅行・出張の前にぜひ参考にしてください。
まず結論:桃園空港に日本のゴールドカードで入れるラウンジはない
最初に最も重要なポイントをお伝えします。
2026年現在、台湾桃園国際空港には日本のゴールドカードを提示するだけで入れるカードラウンジは存在しません。
日本国内では「ANAカードゴールド」「JALカードゴールド」「楽天ゴールドカード」「エポスゴールドカード」などのゴールド以上のクレジットカードを持っていると、国内の主要空港のカードラウンジが無料で利用できます。
しかしこの仕組みは、各クレジットカード会社が日本国内の空港ラウンジと個別に提携しているものであり、海外の空港ラウンジには適用されません。
桃園空港のラウンジを利用するには、以下のいずれかの方法が必要です。
- 各航空会社の上級会員資格(ビジネスクラス以上の搭乗・マイル会員の上位ステータス)
- プライオリティパス(Priority Pass)の提示
- 一部のプレミアム・プラチナカードに付帯する海外ラウンジ利用特典
- 現地での有料購入
この中で最も現実的かつコスパが高いのがプライオリティパスの活用です。
プライオリティパスとは?基本知識を整理する
プライオリティパス(Priority Pass)は、世界148カ国以上・600都市以上・1,700カ所以上の空港ラウンジやレストランを利用できる国際的な会員制ラウンジサービスです。
航空会社・搭乗クラス・航空券の種類を問わず利用できるため、LCCで移動する場合でも、プライオリティパスさえ持っていれば空港ラウンジでゆったりと出発前の時間を過ごすことができます。
プライオリティパスには以下の3種類の会員プランがあります。
- スタンダード会員:年会費99米ドル。ラウンジ利用のたびに35米ドル(約5,500円)の利用料が発生
- スタンダード・プラス会員:年会費329米ドル。年間10回まで無料でラウンジ利用可能。それ以降は1回35米ドル
- プレステージ会員:年会費469米ドル(約7万3,000円)。年間利用回数が無制限で無料。同伴者1名ごとに35米ドルが発生
公式サイトから直接加入するとプレステージ会員で年間7万円超の費用がかかりますが、特定のクレジットカードを持つことで無料付帯できる場合があります。
後述するおすすめカードを活用すれば、年会費1〜3万円台のカードでプレステージ会員資格を手に入れることができます。
桃園空港でプライオリティパスが使えるラウンジ・施設一覧
2026年時点で桃園国際空港でプライオリティパスを使える施設は以下の通りです。
第1ターミナル・第2ターミナルそれぞれに複数の施設があります。
第1ターミナル(T1)の施設
プラザプレミアムラウンジ ゾーンD(Plaza Premium Lounge Zone D)
- 場所:第1ターミナル 出国後エリア4階 ゾーンD
- 営業時間:5:30〜23:00
- 利用条件:プライオリティパス提示で1回のビジット(最長2〜3時間)が無料
- 主なサービス:軽食・スナック・ドリンク(ソフトドリンク・アルコール)・Wi-Fi・シャワー施設(別途料金の場合あり)
- 有料利用:プライオリティパスなしの場合は1,300TWD/2時間程度が目安
プラザプレミアムラウンジはシンガポール・ホンコン発祥のラウンジブランドで、世界各地の空港に展開しており品質の安定感があります。
台湾料理の軽食・デザート・アルコールを楽しみながら搭乗を待てる快適な空間として利用者の評価が高いです。
homee KITCHEN(ホームキッチン)
- 場所:第1ターミナル 制限エリア内 コンコースA(ゲートA4付近)・コンコースB(ゲートB5付近)の2カ所
- 営業時間:24時間営業
- 利用条件:プライオリティパス提示で専用セットメニューを24時間に1回無料で利用可能
- プライオリティパスでの利用内容:麺類・ドリンクのセットから選択(台湾ラーメン・牛肉麺などが選択肢に含まれることが多い)
homee KITCHENはラウンジ形式の施設ではなく、一般の方も利用できる空港内レストランです。
プライオリティパスを提示すると専用のセットメニューが無料で提供されます。
ラウンジのような静かな空間とは異なりますが、軽食としての利用価値は十分あります。
受付カウンターでプライオリティパス(カードまたはアプリ)を提示すると、専用メニューを出してもらえます。
第2ターミナル(T2)の施設
Oriental Club Lounge(オリエンタルクラブラウンジ)【最もおすすめ】
- 場所:第2ターミナル 出国後エリア4階 ゲートB/C方面(エスカレーターで上る)
- 営業時間:5:00〜23:00頃
- 利用条件:プライオリティパス提示で無料。JALの指定ラウンジにもなっているため、JAL上級会員も利用可能
- 有料利用:1,500TWD(約7,500円)程度
- 主なサービス:台湾料理・軽食・アルコール・ソフトドリンク・Wi-Fi・シャワー・個室休憩スペース(有料オプション)
桃園空港のラウンジの中で最もおすすめできるのがこのOriental Club Loungeです。
プライオリティパスが毎年実施している「Priority Pass Excellence Awards 2024」においてアジア太平洋地域のベストラウンジとして高評価を獲得した唯一のラウンジであり、食事・施設・サービスの質がいずれも非常に高いです。
特に台湾の家庭料理「牛肉麺(ニュウロウミェン)」が絶品と評判で、旅行者・出張者から「食事目当てで利用する」という声も多い人気施設です。
台湾らしい東洋的なインテリアが落ち着いた雰囲気を演出しており、搭乗前のひとときをゆったり過ごすのに最適です。
プラザプレミアムラウンジ ゾーンA(Plaza Premium Lounge Zone A)
- 場所:第2ターミナル 出国後エリア ゲートA/D方面
- 営業時間:5:30〜23:00頃
- 利用条件:プライオリティパス提示で無料
- 主なサービス:軽食・ドリンク・アルコール・Wi-Fi・シャワー施設
プラザプレミアムラウンジ ゾーンA1(Plaza Premium Lounge Zone A1)
- 場所:第2ターミナル 出国後エリア ゲートA方面
- 利用条件:プライオリティパス提示で無料
第2ターミナルのプラザプレミアムラウンジはZone Aエリアに複数展開されています。
Oriental Club Loungeと合わせれば第2ターミナルでは3カ所のプライオリティパス対応施設を利用できるため、長い乗り継ぎ時間でも飽きることなく過ごせます。
各ラウンジの特徴比較
| 施設名 | ターミナル | PP対応 | 食事の質 | シャワー | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| Oriental Club Lounge | T2 | 無料 | 非常に高い(牛肉麺が絶品) | あり | 最高 |
| Plaza Premium Lounge Zone A / A1 | T2 | 無料 | 高い | あり(一部有料) | 高い |
| Plaza Premium Lounge Zone D | T1 | 無料 | 高い | あり(一部有料) | 高い |
| homee KITCHEN | T1 | セットメニュー無料 | 普通(台湾料理) | なし | 軽食目的に適切 |
プライオリティパスを最安・最コスパで入手する方法
プライオリティパスを手に入れる最もお得な方法は、プライオリティパスが無料付帯するクレジットカードを活用することです。
2026年現在のおすすめカードを紹介します。
楽天プレミアムカード【コスパ最強のスタート地点】
- 年会費:11,000円(税込)
- プライオリティパスの種類:プレステージ会員(通常469米ドル相当)が無料付帯
- 利用回数:年5回まで無料(2025年の改定以降)。それ以降は1回3,300円
- 同伴者:1回3,300円
- 国際ブランド:VISA・MasterCard・JCB・American Express
- おすすめポイント:年会費1万円台でプレステージ会員が手に入る圧倒的なコスパ。楽天市場のポイント還元も高く、旅行以外でも使いやすい。年5回以内の頻度で海外旅行する方に最適
注意点として、2025年の改定でプライオリティパスの無料利用回数が従来の無制限から年5回に変更されました。
年5回を超えて利用する場合は1回3,300円の追加料金が発生するため、年に複数回海外旅行・出張をする方は利用回数に注意してください。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード【回数無制限で使いたい方向け】
- 年会費:22,000円(税込)。ただし初年度年会費無料
- プライオリティパスの種類:プレステージ会員が無料付帯
- 利用回数:無制限
- 同伴者:1回35米ドル(約5,500円)
- おすすめポイント:利用回数無制限のため、毎月のように海外出張・旅行をする方に向いている。初年度無料のため試しやすい
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
- 年会費:22,000円(税込)
- プライオリティパスの種類:プレステージ会員が無料付帯
- 利用回数:無制限
- 同伴者:1回35米ドル
- おすすめポイント:三菱UFJグループの信頼性と国際ブランドAmerican Expressを組み合わせた安定感。空港ラウンジのほかに国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険も充実
JCBプラチナカード
- 年会費:27,500円(税込)
- プライオリティパスの種類:プレステージ会員が無料付帯
- 利用回数:無制限
- 同伴者:1回35米ドル
- おすすめポイント:JCBブランドのため台湾現地でも利用可能な店舗が多い(桃園空港のラウンジもJCBプレステージカードが使える施設がある)。日本語の海外旅行サポートが充実
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
- 年会費:39,600円(税込)
- プライオリティパスの種類:プレステージ会員が無料付帯(条件あり)
- 利用回数:年間2回まで無料同伴者対応可能など特典あり
- おすすめポイント:空港ラウンジ以外の旅行特典・ホテル優待・コンシェルジュサービスが充実。ブランド力を重視する方向け
アメリカン・エキスプレス・プラチナカード
- 年会費:165,000円(税込)
- プライオリティパスの種類:プレステージ会員が無料付帯
- 利用回数:無制限・同伴者も無料
- おすすめポイント:同伴者も無料でラウンジを利用できる唯一のプランに近い存在。夫婦・カップル旅行で2人ともラウンジを使いたい方にとってコスパが高くなるケースがある。トラベル関連特典全般が最高レベル
JCBカード(LoungeKey)で利用できるラウンジもある
JCBのプレミアムカードには「LoungeKey(ラウンジキー)」と呼ばれるラウンジサービスが付帯しています。
LoungeKeyとはプライオリティパスと同様の世界的なラウンジアクセスサービスで、桃園国際空港では以下の施設が対応しています。
- プラザプレミアムラウンジ(T1・T2)
- Oriental Club Lounge(T1の一部)
JCBプラチナカードはプライオリティパスとLoungeKeyの両方が付帯するため、台湾旅行において特に使い勝手が良いカードのひとつです。
プライオリティパスなしでラウンジを利用する方法
プライオリティパスを持っていない場合でも、桃園空港のラウンジを利用する方法があります。
有料でラウンジを購入する
プラザプレミアムラウンジは有料で誰でも利用できます。
料金の目安は1,300TWD(約6,500円)/2時間程度です。
また、Oriental Club Loungeも有料で利用でき、KKdayなどのオンラインサービスで事前にチケットを購入する方法が一般的です。
3時間チケットはKKdayで1,500〜1,800TWD程度で販売されており、当日の受付利用より若干割安になる場合があります。
航空会社のラウンジを利用する
JAL・ANA・チャイナエアライン・エバー航空などのフルサービスキャリアを利用していて、対応する会員ステータスを持っている場合は航空会社固有のラウンジを利用できます。
例えばJALグローバルクラブ(JGC)会員はOriental Club Loungeが利用可能です。
エバー航空やチャイナエアラインにも自社のラウンジが第1・第2ターミナルにそれぞれあります。
桃園空港ラウンジ利用時の注意点
利用時間の上限に注意
プライオリティパスでラウンジを利用する場合、滞在可能時間に上限が設けられている場合があります。
プラザプレミアムラウンジは1回のビジットにつき最長2〜3時間が基本です。
時間を超えると追加料金が発生する場合があるため、入室時にスタッフに確認しておくことをおすすめします。
プライオリティパスの「1ビジット=1利用」ルールに注意
プライオリティパスは原則として「1日1施設1回のビジット」を1回の利用回数として計算します。
ただし複数のラウンジをはしごすることは可能で、T1のラウンジを利用した後、シャトルバスでT2に移動してもう一つのラウンジを利用することもできます。
それぞれが1回ずつの利用回数としてカウントされます。
満席で入れないことがある
桃園空港は旅客数が多く、特に繁忙期(GW・夏休み・年末年始・春節)はラウンジが満席になることがあります。
便の出発の2〜3時間前には入室を試みると、満席の可能性が下がります。
ターミナル間の移動に時間がかかる
T1とT2の間はシャトルバスで7〜10分かかります。
ラウンジをT2で利用したが自分の便がT1出発だった、という場合は余裕をもってラウンジを出る必要があります。
利用前に搭乗便のターミナルを必ず確認してください。
homee KITCHENはラウンジではなくレストラン
homee KITCHENは一般客も利用できる空港内レストランです。
ラウンジのような静かな待機空間ではないため、落ち着いた空間を求める場合はプラザプレミアムラウンジまたはOriental Club Loungeを選んでください。
ターミナル別・おすすめラウンジ活用プランの例
T1から出発する場合
出国審査後、Zone Dのプラザプレミアムラウンジでゆったりドリンクと軽食を楽しみながら搭乗を待つのが最もおすすめです。
軽食だけで十分という方や、台湾らしい食事を手軽に楽しみたい方はhomee KITCHENでセットメニューを利用するのも良いでしょう。
T2から出発する場合(最強プラン)
まず食事がメインであればOriental Club Loungeで台湾家庭料理・牛肉麺を楽しんでください。
続いてシャワーやリラックスを求めるならプラザプレミアムラウンジ Zone Aへ移動してのんびりと過ごす「ラウンジはしご」も可能です。
ただし乗り継ぎや出発時間に余裕がある場合に限り、搭乗時間には十分な余裕を持って行動してください。
よくある質問
Q. 楽天カード(一般)で桃園空港のラウンジは使えますか?
楽天カード(通常・ゴールド)ではプライオリティパスは付帯しておらず、桃園空港のラウンジは無料利用できません。
プライオリティパスを入手するには楽天プレミアムカード(年会費11,000円)へのアップグレードが必要です。
Q. ANAカードゴールドで桃園空港のラウンジは使えますか?
ANAカードゴールドは日本国内の空港ラウンジ(ANA LOUNGE・カードラウンジ)は使えますが、桃園空港のラウンジには直接使えません。
ANAカードゴールドに付帯する場合があるプライオリティパス特典があるカードもありますが、種類によって異なります。
持参のカードの特典詳細をカード裏面または公式サイトで確認してください。
Q. プライオリティパスで同伴者も無料で入れますか?
通常のプライオリティパス(プレステージ会員含む)では、同伴者は1名ごとに35米ドル(約5,500円)の料金が発生します。
同伴者も無料で利用したい場合は、アメリカン・エキスプレス・プラチナカードなどの一部の上位カードに付帯する特典を活用してください。
また、同伴者もそれぞれ自分のプライオリティパスを持っている場合は個別に入室できます。
Q. 桃園空港のラウンジはシャワーを使えますか?
プラザプレミアムラウンジ・Oriental Club Loungeにはシャワー施設があります。
ただしプライオリティパスの無料特典の範囲内でシャワーを使えるかどうかはラウンジによって異なります。
シャワー利用を希望する場合は、入室時にスタッフへ確認してください。
長距離フライトの乗り継ぎや早朝到着後のリフレッシュ目的での利用には、Oriental Club Loungeのシャワー施設が特に評判が良いです。
Q. 日本円で桃園空港のラウンジに入れますか?
有料でラウンジを利用する場合、現地通貨(台湾ドル)またはクレジットカード払いが一般的です。
日本円での直接支払いには対応していないケースがほとんどです。
有料利用を検討している場合は、台湾ドルまたはクレジットカードを用意しておくか、KKday・Klookなどのオンラインサービスで事前購入しておく方法が確実です。
Q. 第3ターミナル(T3)にラウンジはありますか?
2026年3月現在、第3ターミナルの北側コンコースは正式供用開始済みですが、メインビルはまだ完成していません。
T3専用のラウンジはまだ開設されておらず、T3北側コンコースを使う便の旅客は出入国手続きをT2で行います。
T3メインビルの全面供用開始(2027年末予定)に合わせて新たなラウンジが開設される見通しですが、2026年時点では上記で紹介したT1・T2のラウンジを利用することになります。
まとめ
台湾・桃園国際空港のラウンジに関する2026年最新情報をまとめます。
- 日本のゴールドカードだけで入れるラウンジは桃園空港には存在しない
- プライオリティパスを持っていれば、T1・T2合わせて複数のラウンジ・レストランを無料で利用できる
- T2のOriental Club Loungeは食事の質・施設ともに最高評価で特におすすめ
- T1のプラザプレミアムラウンジ(Zone D)・homee KITCHENもプライオリティパスで利用可能
- プライオリティパスを最もコスパよく入手するには楽天プレミアムカード(年会費11,000円・年5回まで無料)が入門として最適
- 回数無制限で利用したい場合はセゾンプラチナ・アメックス・三菱UFJプラチナ・JCBプラチナなどを検討する
- 同伴者も無料にしたい場合はアメックス・プラチナカードが有力な選択肢
台湾旅行・出張でプライオリティパスを活用することで、フライト前後の待ち時間を快適なラウンジで過ごせます。
旅のクオリティを上げる投資として、ぜひプライオリティパス付帯カードの取得を検討してみてください。